ウィズコロナの時代、目に見えないウイルスに対処するには、確かな知識とそれに基づく正しい行動が欠かせない。そこで今回、感染症予防の専門家であるHICクリニックの平畑徹幸院長と医療機関や学校でも使われている除菌商品「クリーン・リフレ」を開発したアクトの内海洋社長による対談を実施。いま求められていることについて語り合ってもらった。

何より感染しないよう最大限注意を払うべき

平畑徹幸(ひらはた・てつゆき)
HICクリニック院長 医学博士
長崎県出身。東邦大学医学部卒業。東邦大学医学部第一内科、米国留学(米国ノースカロライナ州イーストカロライナ大学医学部血液腫瘍科リサーチフェロー)を経て、ヒラハタクリニックを開業。現在、HICクリニックで遺伝子治療によるがんや感染症の予防、治療に当たる。

【平畑】新型コロナウイルスの何が怖いか。一つには深刻な後遺症があります。肺や心臓など内臓へのダメージ、神経障害をはじめ、すでに幅広い症例が報告されている。まだ感染拡大から1年と少しですから、今後明らかになる事実も多いでしょう。その意味でも、決して甘く見てはいけないウイルスだと私は考えています。

【内海】感染力が強い、また重症化しやすい可能性がある変異株も次々に見つかっていて、予断を許しません。

【平畑】そのとおり。「致死率はそれほど高くない」と言う人もいますが、年齢によってかなり差があり、高齢者については見過ごせないレベルです。また、ご存じのとおり無症状の人が知らぬ間に感染を広げている例も多い。そうしたことを踏まえれば、いかに感染しないようにするか。最大限の注意を払うべき種類のウイルスだといえるでしょう。

【内海】専門家の方ほど、そう言われます。昨年の感染拡大初期は、まさにその感染しない環境をつくるのに医療の現場は大変苦労されました。当社の「クリーン・リフレ」は以前から多様なウイルス、菌への効果が認められ、各種施設で利用されていたため、それが口コミで広がり問い合わせが殺到しました。

【平畑】当クリニックでも早速導入しました。「クリーン・リフレ」の成分は、次亜塩素酸水ですね。その抗ウイルス効果には私も注目していました。院内の空間のウイルスに対処するには、通常の空気清浄機では無理だと考えていたからです。

【内海】コロナ禍以降、医療機関からの問い合わせは多く、そのほか高齢者施設、宿泊施設、子ども向けの教室など、導入先が拡大している状況です。

正確な情報が公開された商品を選ぶことが大切

内海 洋(うちうみ・ひろし)
株式会社アクト 代表取締役
北海道出身。1997年に創業。道内で初めて農業施設メーカーとしてISO9001、14001を取得。2018年、アクトは経済産業省の「地域未来牽引企業」に選定。第7回ものづくり日本大賞地域貢献賞、平成30年度北海道地方発明表彰日本弁理士会会長賞など受賞多数。

【平畑】「クリーン・リフレ」の新型コロナウイルスへの効果については、すぐに試験をして発表されていましたね。

【内海】はい。帯広畜産大学と連携して確認しました。これまでも、さまざまな菌やウイルスへの効果を検証してきましたから、私たちにとっては通常の作業といえます。

【平畑】やはり科学的なエビデンスは非常に重要。ユーザーが求めているのは、何より確かな有効性と安全性ですから。安全性について言えば、次亜塩素酸はもともと体内の白血球が取り込んだウイルスや菌を破壊するためにつくり出す物質の一つ。きちんとつくられた商品であれば、安心して利用できるもののはずです。

【内海】メーカーとしてお伝えしたいのも、まさにその部分です。「クリーン・リフレ」のコンセプトは“口に入っても害はない”というもの。安全性も徹底的に追求しています。しかし現在、多種多様な除菌用商品が出回り、消費者が混乱している状況があります。

【平畑】次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは、よく混同されますね。どちらも除菌効果は認められていますが、その性質は大きく異なる。

【内海】次亜塩素酸水の成分などは明確に定められています。少し専門的になりますが、食塩水を電気分解して生成されたもので、pH2.2~7.5、有効塩素濃度10~100ppmというのがその規定(下図参照)。さらに「クリーン・リフレ」は、従来から食品添加物(殺菌料)として安全性が認められている成分となっています。ただ市場では、これに当てはまらないものが「次亜塩素酸水」の名前で販売されている例も少なくありません。

【平畑】基準にのっとっていないものが怖いのは、それが重大な健康被害を招く可能性があるからです。正確な情報が公開された商品を選ぶことが大切になります。

ニーズに応える商品とエビデンスの提供を

【内海】平畑先生のHICクリニックでは、「クリーン・リフレ」をどのようにご活用いただいていますか。

【平畑】専用の気化式加湿器を2台設置しています。1台は職員が食事もするスペースに置いて、消臭効果の高さも実感しています。

HICクリニックの廊下に設置された「クリーン・リフレ」用の気化式加湿器。 幅50cm程度の大きさで、どこにでも置きやすい。

【内海】そうした声を多くいただいています。臭いの元の多くは雑菌ですから、次亜塩素酸水は消臭にも有効なんです。当社としては、今後も「クリーン・リフレ」が持つ多様な価値を確かな検証データとともに伝えていきたいと考えています。

【平畑】“検証データとともに”というのがポイントですね。合理的な判断をするには、科学的な根拠が欠かせません。例えば感染予防のため、「飲酒を伴う会食は控えるように」といわれます。その理由の一つは、アルコールが免疫力を低下させるからです。しかしその事実を知らないと、「大丈夫だろう」となりかねない。一人一人が正しく行動できる環境をつくることが、いま大事だと感じます。

【内海】おっしゃるとおりです。当社はこれまでも、各種試験の結果をSNSや自社のホームページで発信してきました。引き続き、世の中のニーズに応える商品とエビデンスの提供を通じて、社会に貢献していきたいと思います。

※現在、「消毒」や「除菌」の効果をうたう様々な製品が出回っていますが、目的にあった製品を、正しく選び、正しい方法で使用しましょう。
※空間噴霧は無人の時間帯に行うなど、人が吸入しないような注意が必要です。
厚生労働省「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」(2021年4月時点)より

アクト 内海社長の書籍が刊行!

世間の無理解と戦いながら、安全と除菌を両立させた内海社長の挑戦が一冊に。

HICクリニック医学博士の平畑徹幸院長に聞いてみました!
~クリーン・リフレ導入の理由~

感染症予防対策の専門家が語る、ウイルスへの対処法とは? 多様化している除菌商品の中で何を基準に選ぶべきか? ぜひコチラの動画からご覧ください。