あなたは、昨年受けた健康診断や人間ドックの結果を覚えているだろうか。「結果表がどこにあるかもわからない」。そんな人も多いかもしれない。まさに、そうした現状を変えるべく、これまでにない人間ドックを提供するのがKRD Nihombashiだ。従来の人間ドックと何が違うのか。院長を務める田中岳史氏に聞いた。
田中岳史(たなか・たかし)
KRD Nihombashi 院長

1985年順天堂大学医学部卒業。90年順天堂大学大学院修了。93年ケンブリッジ大学留学。行徳総合病院の院長などを経て、2018年より現職。

田中院長が、かつて総合病院の院長を務めていたころを振り返る。

「そこには、年間延べ5000台以上の救急車で患者さんが運ばれてきました。脳卒中や心筋梗塞も多数にのぼり、命を落とされる方も少なくありません。そんなとき、ご家族が呆然とおっしゃるのが『毎年、健康診断は必ず受けていたのに……』という言葉です。」

こうした悲劇を目にし、田中院長は健診や人間ドックのあり方を変えなければと痛感する。

「せっかく毎年、健診を受けていても、対処をするのは具体的な症状が出てから。『要経過観察』の判定で“病気でなくてよかった”と安心してしまう。これでは、健診の価値を半分も生かせていません。そこでKRD Nihombashiでは、従来の健診や人間ドックを超える詳細な検査を行いながら、同時に結果を明解に可視化しています。」

田中院長は私たちの健康状態を船の「傾き」にたとえて説明する。船は多少傾いても航行を続けられるし、乗っている人も気づかない。しかしどんどん傾いていけば、いつかは沈没してしまう。

「皆さんが自身の『傾き』を正しく理解できないのはリテラシー不足が最大の原因です。なので私たちは、説明の仕方や結果表の表現を工夫し、わずかな『傾き』が意味するリスクを丁寧に、ときに厳しくお伝えします。さらに健康への意識を継続できるよう、半年ごとに血液のフォローアップ検査を実施。加えて、多彩な健康プログラムやオンライン上での健康情報の発信など、多くの仕掛けを用意しています。」

働き盛りで重篤な病気に見舞われたり、ときに命を落としたり。その背景にあるのは、多くの場合生活習慣病だ。予防するには、自身で健康管理のサイクルを確立するよりほかない。自分のカラダの状態を時系列でチェックでき、それに応じて“すべきこと”の知識があれば、自ら健康を“マネジメント”できる、と院長は語る。

歯科、眼科の検査を内科の検査と連携

受診者の健康状態を精密に把握するため、KRD Nihombashiでは広範な検査メニューを提供している。

「血液検査は、人間ドック学会が設定する一般的な項目の2倍以上にあたる約70項目。近年注目されている老化物質であるAGEの蓄積なども調べます。測定結果は、AGE研究の世界的権威である久留米大学医学部・山岸昌一教授のもとへ送られ、チェックを受けます。老化の原因物質であるAGEの値は、病気の存在や進行度を直接的に示すわけではないですが、さまざまな健康リスクを把握するのに有効です。山岸教授からは、ほかの血液検査項目(糖尿病や脳・心血管疾患などにかかわる項目)の結果とも照らしあわせたうえで、受診者の抱えるリスクをフィードバックしてくれます。」と田中院長は言う。

そして、極めて特徴的なのが通常の人間ドックには見られない、精密な歯科および眼科の検査を標準コースに含んでいることだろう。歯科領域では、歯周病がポイント。なぜならその影響は、全身に及ぶからである。なかでも糖尿病、脳梗塞、心臓の虚血性疾患などは、歯周病によって罹患率が高まる。一方眼科健診では、視野検査、網膜の断層撮影、それにまだ少数の医療機関にしかない特殊装置による広角眼底撮影や眼軸長測定も実施している。これらは緑内障、網膜剥離、黄斑変性症など、眼の病気の早期発見に貢献する。どれも最悪の場合は失明する病気だ。

こうした検査の広さと深さのみならず、KRD Nihombashiは受診の快適性にも配慮。洗練され、落ち着いたデザインの空間は、そこが健診施設であることを感じさせない。

最後に田中院長は、健診や人間ドックを“受診するだけ”だった人々にこう呼びかける。

「繰り返しになりますが、自身の健康の『傾き』に気づいていないのが一番怖い。企業の経営層であれば、カラダの不調は会社にも大きな影響を与えます。ヘルスケアに関する確かな“知識”と“意識”の継続を支えるのが私たちの使命。お一人お一人にしっかり伴走しますので、ぜひKRD Nihombashiでの受診をご検討いただければと思います。」

KRD Nihombashi
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町4-4-2
https://www.krd-nihombashi.com/
基本健診の料金は、9万5000円から。