英語脳になるくらいしっかり学べました
最終授業では、一人一人が企業を選び、業績や経営戦略などを分析・評価してプレゼンテーションを行う。
「私にはプレゼンの経験自体がとても貴重でしたね。そして、いま受講期間中を振り返ると『英語脳』になってスピーキングやライティングができていたように思います。“Insights”のクラスでは、仕事に使える英語を学び、英語でビジネススキルや異文化の知識を学ぶこともできました。海外とのコミュニケーションで、具体的にどんな表現で話し、書けばいいのか、つかめた実感があります」
一方“Interactions”のクラスは、比較的初級者が対象。土台となる語学力の向上に、より力を入れる。最終授業は同じくプレゼンテーション。人事部の担当として参観した藤井さんにも、成果がはっきり見えたという。
「受講前はなかなか英語が口から出てこなかった社員も、堂々としたプレゼンですごくよかった。英語力が伸びただけでなく、積極性や主体性が増した印象を受けました」
それはBECプログラムがもたらす、もう一つの収獲かもしれない。仕事に追われながらの予習・授業・課題……やがて迎えた各クラスの修了。この節目には、成功体験としての大きな意味もありそうだ。
「私も大きな達成感を覚え、自信になりました。いっそうグローバルな視点をもって、米国ほか海外との仕事にも取り組んでいきたいと思います」
Rab先生に聞く「BECプログラムのここに注目!」
グローバルビジネスの力を鍛える
マーケティングやファイナンスを含めたビジネス知識、世界の文化の違いなども実例を通じて身に付けられます。例えば外国とのビジネスにおいて、文化的な行き違いは大きな問題に発展しかねません。でも、事前に基本的なことを学んでおけば、トラブルを避けられる可能性が高まります!
プレゼンスピーチのコツも学べる
スティーブ・ジョブズがスピーチで使ったテクニックの一つは、おもしろい話や怖い話を途中に織り込み、聴衆の脳内のドーパミンを増やすこと。すると記憶力が高まり、直後に大事な話をすれば覚えておいてもらいやすいのです。こうした脳科学に基づく効果的なプレゼン術も学びます。
いまはシャイでもきっと変わる
日本人は英語で話すときシャイになりがち。そこでクラスをグループ分けし、聞き手の人数を徐々に増やすなどして、度胸をつけてもらいます。またボディランゲージはコミュニケーションの55%を占めるといわれます。カラダを使い、自信をもって話す方法をマスターしましょう。
語学力よりも重視するのはビジネスを成功させるコミュニケーション力です
2000年にロンドン大学東洋アフリカ研究学院、および2016年にニューヨーク州立大学バッファロー校修士課程修了。現在ロンドン大学教育専門大学院(UCL Institution of Education)教育工学博士課程在学中。東京大学大学院、国際基督教大学、上智大学などの教壇を経てBECプログラムへ。Apple Distinguished Educator award受賞、Google Certified Innovatorに認定。
今すぐ応募できる!
10月期の受講生を募集中
東洋大学白山キャンパスでの開講は、春(4月-6月)、夏(7月-9月)、秋(10月-12月)、冬(1月-3月)の年4期。現在、10月からの受講生を募集中だ。