仕事もプライベートも積極的。けれど、将来のことを考えると少し不安……。そう感じるワーキングウーマンは多いはず。その解決策として注目される「マンション運用」の魅力とは?

数十万円の初期費用で始める将来対策

「この先も今と同じように暮らせるのかしら」「介護が必要になっても子どもには負担をかけたくない」──。平均寿命が延びていく中で、心配なのがマネープラン。公的年金の受給年齢は次第に引き上げられているし、受給額も見直しが進んでいる。お金の心配をせずに、理想のセカンドライフを過ごすには、年金だけでは心もとない……。ワンルームマンション運用に注目が集まっているのは、そうした状況で「将来にわたる安定した収入源」としての機能が評価されているからだ。

「関心を持つ方といえば、かつては株式投資などに熱心なビジネスパーソンや、富裕層の男性などが中心でした。しかし、ここ数年はシングル、既婚を問わず、働く女性からの相談が目立つように感じます」

千代谷直之
株式会社トーシンパートナーズ
専務取締役

首都圏を中心に、ワンルームマンションの企画・開発、販売を手掛けるトーシンパートナーズ。千代谷直之専務は、背景を次のように説明する。

「やはり経済的に自立した女性が増えていることが大きいでしょう。そのような女性は融資を受けやすく、長期のローンを組める。ですから、少ない自己資金で運用を始めることも可能です。マンションの購入には何百万円もの頭金が必要だというイメージも根強いのですが、私たちの取り扱う物件なら、都心部のワンルームマンションでも初期費用は数十万円で始められる場合もあります。またローン返済に時間をかけるほどに、月々の負担額は小さくなり、家賃収入と返済のバランスを取りやすくなります。始めるなら早いほうがいい。そうお勧めするのは、運用に“時間”を活かすことで、無理なくマンションを手に入れられるからです」

例えば、2700万円の物件を購入したとしよう。頭金は10万円で自己負担は月々6300円。完済したら、手取り8万円の定期収入になる──。そんなプランが十分に成立する。もちろんボーナスや退職金などのタイミングでまとまった金額を繰り上げ返済すれば、支払いの期間を短縮することもできる。

気がかりといえば、もし事故や病気によって死亡してしまった場合、返済はどうなるのか? ということ。その点についても、バックアップが用意されている。「マンション運用のローンは、団体信用生命保険がセットになっています。万が一の場合は保険が適用され、残債の支払い義務がなくなりますので、ご家族に迷惑を掛けることはありません」