専門チームの入試対策が超難関校への道を開く

学年が上がるにつれ、受験のための学習内容は増える。当然、超難関校を目指す子どもたちにとっては大きな負荷がかかっていく。

だが、早稲田アカデミーではこの点にも配慮して、高学年の学習にスムーズに移行できるように、小3からの独自カリキュラムと教材を開発している。

「小4のうちに家庭学習の習慣を身に付けること、小5では得意科目をつくること。この2つが、志望校合格へとつながります。子どもは得意科目をつくることで、苦手科目を克服していくうえでの大きな自信を得るのです」

苦手科目の克服には、小5から取り組みはじめる。小6からは苦手教科、苦手単元のレベルアップを図り、実践的な受験準備に入る。早稲田アカデミーでは、志望校別の専門チームで、カリキュラムや教材、入試対策を徹底して研究し、学習指導に反映させている。

「小6の4月から、志望校別の専門チームが作成した新作問題に挑戦できます」

これも早稲田アカデミーの特色のひとつなのだ。

「小6の春頃は多くの保護者様が、『うちの子は、きっと志望校に合格できる』と思っています。ところが夏が過ぎるころになると、『第1志望校のレベルを下げたほうがいいでしょうか』と相談されることがあります。しかし私は『それは絶対にしないでください』と答えています。多少の困難があっても一定の負荷のもと、鍛錬した結果得られる『合格』は格別のはず。お子様は第1志望校の合格を目指し、苦手を克服する試練の場にいるのですから、その力を信じてあげていただきたいのです。超難関校を目指せるのは、それだけの努力をしてきた証しです。開成合格者は、昨年60名から今年は87名に増えました。第1志望校の合格を勝ち取るために、塾があり、私たちがいます」

小3の土台づくりから始まる綿密な学習指導と受験対策が、超難関校の合格へと結びついている。