紙とデジタルデータ
それぞれの良さを生かす
書類や名刺の管理、雑誌や新聞のスクラップなどに有効な「DS-560」。そのほか、ビジネスパーソンであれば、一部しかない紙の資料を社内の関係者で共有するときなどにも役立つだろう。また、大きさの違う紙を連続して読み取ることも、両面同時スキャンもできるため、領収書やはがきなどの保存にもお勧めだ。
「これまでスキャナーを使って書類や記事の管理をしてきて感じるのは、紙の資料を手軽にデジタル化できる一方で、それを簡単にプリントアウトすることができることの便利さです。4つに折れば4分の1の大きさになって、折りたたんで持ち運べる。そして必要なくなれば丸めて捨てられる。紙には紙のいいところがありますからね。パソコンにつながったスキャナーとプリンターがあれば、紙の資料をデジタルデータに、デジタルデータを紙の資料に自由に変換できる。これを上手に使いこなすことで情報の管理と活用はずいぶんスマートになるはずです」
紙とデジタルデータが共存する時代はこれからも続く。最後に、そんな時代を生き抜くヒントを蟹瀬氏に聞いた。
「米国の未来学者、ジョン・ネイスビッツは1980年代に『世の中がハイテクになればなるほど、人間的なもの、アナログ的なものがより求められる』と予言しました。その言葉が説得力を持つなか、情報管理においてもデジタルとアナログ、それぞれの良さをバランスよく取り入れていくのがコツかもしれません。実現のためには、スキャナーをはじめとする機器も積極的に使うべき。自分の目的やニーズを明確にして活用すれば、きっと大きな力になってくれるはずです」
まずは、ここから!
紙の資料もデータもまとめて管理
バラバラだった資料を集約できる!
紙の資料とメールなどで届いたデジタルの資料をいかに集約するか。そんな悩みを解決してくれるのが「DS-560」だ。資料ばかりでなく、企画書やアイデアのメモ、スケジュール表なども、書類関係はまとめてスキャンして、デジタルデータに集約。デスク周りがすっきり片付けば、仕事の効率もきっと向上するに違いない。
大量の名刺の管理も快適、スムーズ!
「欲しいときに見つからない」を解消
ビジネスの現場で毎日飛び交っている名刺。だが、整理するとなるとなかなか面倒で、後回しにしがちだ。そこで「DS-560」でスキャン。名刺管理ソフト(※)と連携すれば、住所や氏名、会社名などを読み取って住所録に登録してくれる。これで「欲しいときに見つからない」というあのイライラからも解放される。
雑誌や新聞のスクラップはお手の物
両面スキャンでA3サイズもOK!
残しておきたい新聞や雑誌の記事。しかし、一つ一つ切り抜いてスクラップするのは大変だ。「DS-560」を使えば、それを簡単にデータ化することができる。折りたたんで両面スキャンすれば、A3サイズの記事まで読み取り可能。速度は大幅にアップして、労力は大幅に軽減──。そんなわがままな要望に応えてくれる。
※WindowsR専用ソフトウェア