蓄積してきた技術力を生かし県内では世界的プロジェクトも進行中!

アクア・イノベーション拠点

信州大学を中心に、長野県や民間企業が連携し、海水や金属・油などを含む地下水を特殊炭素(ナノカーボン)によって浄化する方法の開発を推進。革新的な造水・水循環システムの実現を目指す。

長野県次世代ヘルスケア産業協議会

県、信州大学、信州メディカル産業振興会などで協議会を構成。健康長寿県の強み、精密加工技術等を生かし、国際競争力のある医療関連機器、次世代ヘルスケア産業の創出を目指す。

持ち前の精密加工技術を生かして製造された部品は、国産旅客機「MRJ」にも採用されている。
アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区

全国に7つある国の国際戦略総合特別区域の一つ。長野県から飯田・下伊那地域の企業35社が参画し、航空機部品等の研究開発や設計、製造を手がける。

 

立地企業の声

発想力を引き出す環境がある
日本無線(株)
取締役 常務執行役員
長野事業所長
原 泰彦

長野市内に新設した「先端技術センター」などが、今年本格稼働しました。従来の拠点であった東京・三鷹市より技術者ら約800名が移っています。進出時には、県の「ものづくり産業応援助成金」に基づき、投資額の20%の支援が決定。子育てや暮らしに関しても県の担当者からアドバイスをいただきました。エンジニアには、常に発想力や独創性が求められます。豊かな自然があり、オン・オフの切り替えもしやすい長野県の環境は、それを引き出すのに最適な場所だと感じています。一方、東京まで1時間半程度という立地は本社(東京・中野区)への出張にも便利です。精密技術の蓄積があり、工学系の人材供給にも優れた長野県で、今後、新たなイノベーションを起こしていきたいと思います。

 
地上6階建の「先端技術センター」。屋内外が有機的・立体的に連続し、空間が多様性を持つ設計となっている。
ベンチャー精神にあふれた地域
(株)スープアンド イノベーション
代表取締役
室賀 康

当社は、スープ専門店「ベリーベリースープ」をフランチャイズ中心に全国で展開中。長野県が日本一の長寿県であり、野菜の生産量もトップクラスであるということが企業イメージの向上に大きく貢献しています。経営面では、県から「経営革新計画」を承認されたことで金融機関の融資枠が拡大したこともありました。また、県内の大学で起業家育成講座の特別講師を務めた際には、県全体がベンチャー精神にあふれ、新たな事業を起こすのに非常に適した地域であることを実感しました。