日本の住まいに欠かせない先進の耐震性能。一方で、ゆとりある住空間も実現したい。ダイワハウスが開発した最新戸建て住宅「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」は、強靭な新構造技術が、かつてない大空間を生み出した。
壁や柱が少なく、圧倒的な開放感がある「xevoΣ」のリビングスペース「グランリビング」。

繰り返す巨大地震にも
持続する耐震性能

創業以来、ダイワハウスは、「安全・安心」を追求し、数々の先進的な技術を備えた住まいを提供してきた。

とりわけ「地震に強い家づくり」には定評がある。そんな同社が今春1月、満を持して発表したのが「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」である。

東日本大震災後も頻発した巨大な余震……。そこで求められたのは、大地震にも倒壊しない耐震技術に加え、巨大な余震の繰り返しにより、住まいの構造体が損傷し、耐震性能が低下する、いわゆる「ゆれ疲れ」現象を抑える技術であった。

強靭な構造ながら、優美な佇まいを見せる外観。深い軒と大開口部が、これまでにない存在感を放っている。車2台を並列駐車できるインナーガレージもつくることができる。

このため、同社では強靭な新構造の「持続型耐震」技術の研究開発を推進し、その開発に成功した。

従来の「xevo」も高い耐震性能を備えた優れた住宅だが、新商品の「xevoΣ」では、新たに開発したエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載している。

同社では「xevoΣ」の性能を検証するため、独立行政法人防災科学技術研究所の世界最大級の実大三次元震動破壊実験施設「E-ディフェンス」で、震度7クラスの観測史上最大の地震波を上回る地震波4回を含む連続加震実験を行った。

その結果、この大規模で過酷な加震実験を見事にクリア。実験後も柱・梁の損傷はなく、繰り返す巨大地震に対しても、新築時の耐震性能が維持できることが実証されたのだ。