2013年2月8日(金)

なぜ、ホリエモンは金がむき出しのマネークリップを愛するのか

PRESIDENT 2011年7月4日号

著者
堀江 貴文 ほりえ・たかふみ
実業家、ライブドア(現LDH)元代表取締役CEO

堀江 貴文1972年、福岡県生まれ。2006年証券取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕され、11年6月より長野刑務所に服役した。現在仮釈放中。『堀江貴文の言葉』(宝島社)など著書多数。

事業家・ライブドア元代表取締役社長 堀江貴文 構成=山田清機 撮影=牧田健太郎
1
nextpage

お財布にお札の向きを揃えて入れるとか、一緒にお守りを入れるとかいうのは、迷信ですね。あるいはオカルト、そうでなきゃお財布プレーかな。

事業家 
ライブドア元代表取締役社長 
堀江貴文氏

僕はずっとマネークリップを使っていますが、一にも二にも紛失防止のためです。僕は実にいろいろなものをなくすんです。ひとつのことを考え始めると他のことを忘れてしまうので、お財布なんて10個以上なくしました。マネークリップならズボンの前ポケットに入れられるから、絶対になくすことはありません。

携帯に4種類(モバイルSuica・Edy・iD・nanaco)の電子マネーを入れているので、小銭を使うことはほとんどないですね。モバイルSuicaで新幹線や飛行機の予約もできるし、コンビニや自販機で買い物もできる。個人タクシーはダメな場合があるけど、iDやEdyでタクシーにも乗れます。早くなくしてほしいと思いますね、現金を。

カードも磁気だけじゃなくて、携帯のICを読み取れるやつに変えてほしい。テクノロジーはできているのに、誰も現金廃止の音頭を取ろうとしない。困るのは、チャリティーのコンペで募金箱に1万円札を入れるときぐらいのもんですよ。

僕は、お札やコインが存在することによる弊害って大きいと思うんです。多くの人が、お札やコイン自体に価値があると勘違いして、それを貯め込むことに執着してしまう。

でも、お札やコインには何の価値もないんです。お金というのは信用のalias(別名)であって、とりあえず便利だからお金を使っているけれど、やり取りしているのは広い意味の信用です。だから、本当に貯めなくてはならないのは信用なんです。

そして、信用さえ持っていれば、たとえお金を持っていなくても、いざとなったら打ち出の小槌を振るようにして、お金をつくり出すことができるんです。

PickUp