[焼き鳥] 銀座 縁(えにし)

――買い物ついでにふらりと立ち寄りたい

百貨店の中とは思えないほど落ち着いた店内。昼日中から、焼き鳥をつまんで一杯やっている客の姿がちらほらと。

東京都豊島区西池袋1-1-25 スパイス池袋東武13F TEL.03-5952-6777
営業時間/平日11:00~21:55(LO)、日祝11:00~20:55(LO) ランチは16:00まで
休み/スパイス池袋東武に準ずる カード可 32席 11:00~16:00 禁煙

1 昼限定の、石焼ひつまぶし(2500円)。カリッとしたおこげにだしを注ぎ、サラサラと流し込めば、濃厚なうなぎの旨味とおこげの香ばしさが口いっぱいに広がる。誉田さんも絶賛の一品。ランチメニューはほかに、日本一の親子丼(1200円)、焼鳥重(1200円)、鰹のたたき丼(1200円)など。

 

2 メニューには載っていない、常連に大人気の“親子丼の頭”800円。ご飯が敷いていない親子丼で、これをつまみに酒を飲む客が多いという。具は、その日の朝絞めたばかりの千葉県の地養鶏のもも肉と、もも肉のつくね。弾力のあるもも肉と、ふわふわのつくねの食感が楽しい。卵は甘味の強さが特徴の茨城県産の地卵。

3 焼き串5種盛り(1000円)。左から、もも、ねぎま、ハツ、レバー、手羽先。タレと塩は好みで選べる。単品では白レバーがお勧め。

4 季節のお勧め“土瓶風小鍋”1500円。松茸、真鯛、海老、銀杏、豆腐を、かつおだしで小鍋仕立てに。だしに広がる松茸の滋味が、深まる秋を感じさせる。

(文・構成/秋本 宏 撮影/小倉和徳、松本 曉)