悪玉菌が多くなると黒ずんだ色に

ウンチは腸からの「ラブレター」です。それなのに、見もしないで流してしまうなんてもったいない。出したあとにチェックする習慣ができると、どんな食事をとるとどんなウンチになるのかもわかってきて、食事や生活習慣への意識も変わってくるでしょう。

1.どのくらいの量が出たか?

大人の場合、1日当たりの目安として、200~300gほどの排便量が望ましいと考えられています。排便の直前に一度体重計に乗り、排便後にもう一度体重を量ってみると、だいたいどれくらいの量だったかがわかります。一度調べてみると、毎回体重を調べなくても目安がつけられるようになるでしょう。

2.どんな色をしていたか?

腸内環境がよい状態に保たれている場合、便は明るい黄土色から黄褐色をしています。反対に悪玉菌が多い状態になるほど、より黒ずんだ色になります。ヨーグルトを日常的に多く食べると、バナナのような色も形もよいウンチにつながりやすいため、いつも黒っぽいという人は試してみてください。

バナナ2~3本程度がスルリと出るのが理想

3.どんなにおいだったか?

腸がよい状態だと、ウンチは決してきついにおいではありません。肉類の食べすぎやお酒の飲みすぎ、便秘で悪玉菌が多い状態になるほど、ツンと鼻をつくきつい悪臭を放ちやすくなります。赤ちゃんの便のようにビフィズス菌が多いと、甘酸っぱいようなにおいがすることもあります。

4.ラクに排便できたか?

それほど力を入れなくてもスルリと排便できて、バナナ2~3本分程度のウンチが出るのが理想です。下痢状だと排便前にお腹が痛くなったり、便秘だとかなりいきんだりしないと排便しづらい場合がありますが、いずれもあまりよい状態とはいえません。腸がよい状態だと、排便はラクなのが普通なのです。

5.硬さや水分量などウンチの状態は?

ウンチの硬さは水分量や腸の通過時間によって決まります。よいウンチは水分量が75~80%で、練り歯磨きのようなやわらかさとなり、水に浮きます。一方、便秘や食物繊維不足だと水分は60%ほどで、コロコロでガチガチのウンチに。ストレスの影響などで下痢になると水分は90%以上のビシャビシャに。