市販の参考書や問題集はあらゆる要望に応えてくれる

「まだ学校で習っていない範囲を先取り学習する」という目的にも、市販の参考書や問題集はしっかり応えてくれます。ぜひ一度大きめの本屋さんに足を運んでみてほしいのですが、市販の参考書類は非常に充実しています。基礎の基礎から始めたい人向けのものから、最難関対策に特化したものまで、ありとあらゆる要望に応えてくれます。

勉強する学生
写真=iStock.com/miya227
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特定のジャンルや単元に特化したもの、勉強の悩みに合わせて作られたものなど、個々の悩ましい部分や強化したい部分もほぼオーダーメイドで対策できます。市販の参考書や問題集がここまできめ細かに対応してくれることを知らない方も多いです。非常にもったいないなと感じます。

まずは自分の目的と用途をはっきりさせて検索する

いざ本屋さんの学習参考書コーナーへ行くと、とてもたくさんの種類の参考書や問題集があることに驚くかもしれません。

今度は「何を選んでよいのやら……」という悩みが発生しそうです。

市販の参考書や問題集に取り組む目的は、主に次のようなものがあります。

・学校の授業の先取りや、学校で習わない範囲のカバー
・授業で理解できなかった教科や単元の学び直し
・受験の二次試験で使うなど、特定の教科や単元の強化
・苦手意識のある教科や単元の底上げ
・必要な知識のストック(単語帳や用語集など)
・志望校の出題形式や内容に合わせた対策

こういった目的に合わせ、ふさわしい参考書や問題集を選びます。

参考書学習に慣れていない人は、まずはインターネットで検索し、よさそうなものを探してみましょう。「化学(特定の教科や科目名)_参考書_おすすめ」「確率(特定の単元名)_苦手」「○○(志望校名)_英単語」「○○(志望校名)_問題集」など、目的に応じたワードで検索するとたくさん見つかります。

レビューがよいものやおすすめとしてたくさん紹介されているものの中から、まずは候補をいくつかリストアップします。