次男の教育ローンは組まずにしのぐことに決定

このペースを維持できれば、ボーナス(年120万円)はしばらくぶりに「余る」見込みができました。そのため、次男のために新規で「教育ローンを組んでも返済ができる」と一時的に期待した気持ちになったそうですが、熟慮の結果、組むのをやめました。

次男の大学入学時の学費などで貯金をはたくことになるかもしれませんが、その後は今かかっている教育費をため、黒字部分やボーナスの残りもためていき、次男もアルバイトなどで一部協力してくれれば、ローンを使わなくてもなんとかなるかもしれないこと、また、自分たちの貯金も増やせるかもしれないことに気が付いたそうです。

夫婦ともに間もなく50代に入るため、老後資金作りも意識しなければいけません。2022年から、iDeCoの加入年齢が65歳まで延長になるので、50代でも十分に活用できるということを踏まえ、夫婦それぞれ5000円からiDeCoを始めることにしました。今後も支出を意識し、さらに圧縮して、iDeCoの掛け金を増やしたり、合わせたりして、つみたてNISAができるようになりたいと、お金を残すことに意欲的です。

支出を見直し、ゆとりができることで、お金との向き合い方が変わりました。今まではゆとりがないという気持ちから、ローン、分割払いを利用しがちでしたが、それらも少なくなり、支出がすっきりしてわかりやすくなった、その上黒字になったということが、夫婦の自信になったのかもしれません。このまま、教育費の支払いも、老後資金作りも、うまく乗り切っていただきたいと思います。

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