買った時より高く売れるものを買い続ける

こうした考え方とは逆に、年収が1000万円クラスの人ほど、年収200万~300万円の人と比べて貯蓄が少ないというか、ほぼ貯蓄がないという話もあります。

収入が1000万円を超えると自分に自信がつきますから、蓄えておく必要を感じなくなって、入ってきたお金を右から左に遣ってしまうのです。

年収1000万円クラスの人が、ちょっと高い別荘を買うとか、ベンツの新車を1200万円も出して買うことを、僕は悪いことだとは思いません。投資という視点で見れば、その金額に見合った価値が残るものに対して、資金を投入するのはいいことだと思います。

大事なのは、買った時より高く売れるものを買い続けることです。そうすれば、買い物が無限ループでできますから、高い買い物も決してムダではなくなるのです。

ロレックス・ディープシーの接写
写真=iStock.com/felixmizioznikov
※写真はイメージです

僕としては、30代の女性たちとも、年収1000万円の人とも違う考え方をしています。「お金を稼ぐ自信はある」、「1000万円も稼げる」、でも、「お金を遣う必要がない」から「不安もない」という生き方が、最も強いのではないかと思っています。

高校時代に100を超える資格を自費で取得

金銭感覚⑦ 「生きていくためのお金を稼ぐ」という段階は終わった

1996年にアメリカで発売されて、世界的に大ヒットした『キャッシュフローゲーム』というボードゲームがあります。

これは大ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏が考案したもので、投資を学ぶことによって、お金持ちになるための知識が身に付くというゲームです。

このゲームでは、お金持ちになるステップを3段階に分けています。

最初のステップは、「ラット(ネズミ)レース」と呼ばれるもので、生きていくために必要なお金を稼がなければならない段階です。そこを超えると、次のステップとして自分が黙っていてもお金が入ってくる世界に入ります。

さらにそこを超えると、今度はお金を人のために遣う段階に入っていきます。僕は今、この3つ目のステップに自分が来ていると思っています。

高校生の時に家を追い出されて、自分で稼ぐようになりました。親の同意を得て株の取り引きを始めましたが、これが第1のステップになります。

そこでメチャメチャ儲けたため、高校時代に100を超える資格を自費で取得できるくらいの余裕が生まれました。

永野彰一『一生お金に困らない山投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)
永野彰一『一生お金に困らない山投資の始め方』(クロスメディア・パブリッシング)

その後、お金が余るような状態が21~22歳くらいまで続いたので、このあたりまでが第2のステップです。つまり、普通に生きていくためのお金の稼ぎ方はすでに20代の前半で終わっているのです。

この第2ステップでは、何億円を失うとか、散々いろいろなことをやった挙げ句、「もうお金がいくらあっても際限がない」というか、「こんなお金の遣い方をしていても意味がない」と思うようになって、「もっと人のためにお金を遣いたい」と考え始めたのが21~22歳の時です。ここで第2ステップが終了です。

ここから第3ステップに入って、「自分のお金を投資して、困っている人を手助けする」ことを最優先にしたビジネスを始めて、すでに10年目を超えました。

この10年間で様々な知識や経験を得ていますから、その蓄積が現在の僕を支えてくれているのだと思います。

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