「いいよ、寝てろよ! 俺の飯はなんとかするから!」

よく聞きません? 妻が熱を出して寝込んでいたら、夫が「俺の飯は?」って真顔で聞いてくるって話。それとか、体調不良で寝ている妻にドヤ顔夫が「いいよ、寝てろよ! 俺の飯はなんとかするから!」って言うケース。

布団の中で「おい? アタシの飯は⁉」と怒髪天を衝いた女も数知れずでしょう。

「具合、悪いんだったら、早く病院に行ってこい!」って不機嫌そうに言われたんですね?

それで、なんでもないって診断だったから「なんでもないって言われたのに、まだ具合悪いの? いつ治るの?」と来ましたか? そんなん、こっちが一番知りたい! ってヤツですね。

やまざきあつこ『女はいつも、どっかが痛い』(小学館/鳥居りんこ取材・文)
やまざきあつこ『女はいつも、どっかが痛い』(小学館/鳥居りんこ取材・文)

「オマエはいいよな。具合悪かったら寝てりゃいいんだし、俺なんか、会社に行きたくなくても行かなきゃならないっていうのにな……」と言われたと?

いやね、こっちだって別に仮病を使ってまで寝込みたいって話じゃない。寝込んでしまうほど、具合が悪いってことをまず分かれ! って思いますけど、一番、分かって欲しい人に分かってもらえないのは、ひとりでいるより寂しいこと。辛さに拍車がかかるのは当然です。あなたは何も悪くない。

でもね、「男には女の辛さは分からない」ってことをまずはあなたが理解しましょう。