消耗しないために何にノーと言い、何にイエスと言うか決める

なので、もっと健康的に、犠牲をやめる方法をいくつか考えてみましょう。

たとえば、「できるだけ、親戚の集まりには行きたいけれど、行けないときには、『行きたい気持ち』を伝えるだけにする」というように、無理をしない方法はいくらでもあります。

介護で犠牲になっている人は、ヘルパーさんを雇うという選択もあります。

「そんなことができないから、自分でやっているんですよ」という人もいるかもしれませんが、もしも本当に、ヘルパーさんを雇うことで救われるのであれば、「そんなことはできない」という思い込みを捨てて、「どうすれば、それができるようになるのか」を考えることです。

費用や、役割そのものを、兄弟姉妹で分担することもできるかもしれません。ただし、それをいきなり要求しても、うまくはいかないでしょう。物事をうまく動かすには、「ネゴシエーション(Negotiation)」が大切です。

「ネゴシエーション」をわかりやすく説明するなら「根まわし」です。どんな交渉も、いきなり本題を切り出しては、うまくいくものもいかなくなります。相手にとって、不都合なこと、思いもよらないことであれば、なおさらです。自分一人が犠牲にならない道、誰か一人が犠牲にならない道を探しましょう。

「イエス」と「ノー」の分かれ道に立つ標識
写真=iStock.com/Maria Vonotna
※写真はイメージです

「40代」には、これまでを振り返って、自分の人生を整理整頓する時間が必要です。そのためにも、何にノーと言い、何にイエスと言うかを決めることです。

それだけで、ちょっとした喜びや心地よさ、自由さを得ることができます。そして、それが「40代」の幸せにつながっていきます。愛する家族に犠牲感を持つと、苦々しい思いも募っていきます。大切な人に怒鳴ってしまったりするのは、その気持ちが蓄積してしまったからです。変なかたちで怒りが噴出しないためにも、ふだんからそういう気持ちに向き合っておきましょう。

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