日光こそがサーカディアンリズムを整える

実は「日光を浴びる」習慣には、ビタミンDを作る以外にも、もう一つ健康維持にとって大切な側面があります。

満尾正『医者が教える「最高の栄養」ビタミンDが病気にならない体をつくる』(KADOKAWA)
満尾正『医者が教える「最高の栄養」ビタミンDが病気にならない体をつくる』(KADOKAWA)

それは「サーカディアンリズム(概日リズム)を整える」ということです。サーカディアンリズムとは、生物が生まれながらに持っている、概ね24時間周期で刻まれる生理現象のことで、いわゆる「体内時計」の仕組みです。睡眠・覚醒のリズムや、血圧、体温などもこのサーカディアンリズムと密接に関わっています。

サーカディアンリズムをコントロールする重要な因子は、視覚領域から生まれる刺激信号とされています。サーカディアンリズムは厳密には24時間ぴったりではありませんから、そのままでは少しずつ夜型にズレていってしまうのですが、朝、日光を浴びることでその視覚刺激が脳に伝わり、微妙なズレをリセットし、規則的な生活を送ることができるのです。

その意味でも、毎日「日光を浴びる」という習慣が重要だと言えるでしょう。

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