請求書は最高の宣伝媒体

私たちの会社では、商品を買ってくれた顧客には、商品のお買い上げのお礼として、他商品の割引クーポンを自動的にメールで送付する。そうすると、意外に高い確率で「それならついでにこの商品も買います」と返信してくれる。

さらに商品を送付するときも、請求書とともに、割引クーポンをさらに印刷して送る。私が思うに、請求書は必ず開いてもらえる宣伝媒体だ。ここを逃すなんてもったないからだ。継続のためには売上が要る。それと、中小企業は次に紹介するとおり、見込み客や新規顧客の獲得に極めてコストと時間がかかる。もちろん顧客の拡大もしなければならない。同時に、すでに来てくれている顧客にできるだけのサービスを提供できるよう努めるべきだ。

そのために、アップセルとクロスセルを常に意識しておこう。

どうしたら見込み客を増やせるか

では、既存顧客に最大限のサービスを提供するいっぽうで、どうすれば見込み客を増やし続けることができるだろうか。それは結局、地道な作業を繰り返すしかない。良質なコンテンツを増やして、アクセス数を増やすことだ。それ以上はない。

坂口孝則『1年仕事がなくても倒産しない経営術』(ハガツサブックス)
坂口孝則『1年仕事がなくても倒産しない経営術』(ハガツサブックス)

ただ、もう一つは宣伝広告が有効だ。誰でも、ウェブや雑誌や、新聞などで良さそうな商品の宣伝を見て、買ってみた経験があるに違いない。たとえばFacebookなどでのターゲティング広告は有効だ。うまくいけば、一人の個人情報を数百円で入手できる。これはあなたのビジネスに興味のある個人から、数百円でメールアドレスを入手できるということだ。

むやみやたらにFacebook広告を出してもうまくいかない。見込み客を集める際に、その見込み客が集まる場所はどこか探し続けねばならない。これは本当に重要で、強調しすぎることがない。あなたのビジネスの潜在顧客はどこに集まっているだろうか。重要なのは、溜まり場を見つけて、個人情報を得て、それをその後の宣伝広告に活かすことだ。これ以上の法則はない。

この溜まり場の意味は、リアルな場所かもしれないし、紙媒体かもしれないし、あるいはネットなのかもしれない。