利回りの高い物件を買うコツ

神戸の物件は築3年3LDK9部屋9800万円のマンション。一宮の物件は築7年2DK10部屋のマンションで、5500万円。前者の利回りは純粋な利益ベースで1.8%、後者はなんと4%とかなり高い。利回りの高い物件を買うコツは?

「3つあります。1つは木造よりも頑丈な軽量鉄骨を選ぶこと。それ以上だと会社員が買うのには高すぎます。2つ目はキャッシュフロー率2%以上が見込める物件であること。3つ目は積算率が売価の8割以上の売れやすい物件を狙うことです」

しかし、見知らぬ土地で物件を買うには不安もある。そこにもコツがあるという。

「安心してください。物件購入前に周辺の不動産業者をまわって家賃相場を把握しておけば、誤った家賃設定をせずに済み、満室を確保しやすいです」

1度情報をつかめば、その後は外出せずとも確実に副業収入が得られるというのが神田さんの持論だ。

小林昌裕(こばやし・まさひろ)
副業アカデミー代表
1982年、東京都生まれ。2009年サラリーマンをしながら不動産賃貸経営を始める。14年に退職。副業アカデミーの運営のかたわら、大学・企業・団体での講演などを通じてあらゆる人の収入を増やす活動に尽力している。著書に『サラリーマン副業2.0』など多数。
(撮影=増田岳二 写真=PIXTA)
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