アフターコロナの「新しい生活様式」にフィットする

アメリカの会員制量販店「コストコ」が日本に上陸したのは1999年。私も21年前にコストコの会員となりました。ただ、日本上陸と同時に会員になったのではありません。当時、私はアメリカに移り住んだばかりで、現地の友人に勧められてアメリカで会員になったのです。

コストコホールセール(千葉県美浜区)=2016年8月10日
写真=時事通信フォト
コストコホールセール(千葉県美浜区)=2016年8月10日

その後、私のライフスタイルとコストコは、密接な関係になりました。そしてコストコ型のライフスタイルは、アフターコロナの「新しい生活様式」にフィットするものだと考えています。

コストコのビジネスモデルは、会員向けに、売れ筋のナショナルブランド商品と高品質のオリジナル商品を、とにかく大きなパッケージで販売する、というものです。

店舗は「倉庫店」と呼ばれる独特のレイアウトで、だだっ広いのが特徴です。パッケージが大きいので気づきにくいのですが、陳列されている商品点数はコンビニと同じくらい。少数精鋭の売れ筋商品だけに絞り込まれています。