ストレス解消の暴飲暴食は、ストレスを増やす

私は多くの働く人を見てきて、ストレス解消のため偏食、暴飲暴食、乱れた私生活を過ごしてしまう人は、逆に心と体に負担をかけてしまって、むしろ潰れやすいと感じます。長く元気に働き続きるためには、体調管理が大切です。

体調管理とは、早寝早起き、定期的な運動、食品添加物を極力避けるというものから、毎年1回の断食道場、インドでアーユルヴェーダを体験というものまで、いろいろあります。その中でも、ビジネスパーソンが長く元気に働き続きるためには、しっかり寝て、しっかり食べる、そして自分の身体の状態を把握する、以下の3つを意識することが必須でしょう。

「しっかり寝る」というのは、何時間以上眠るというものではなく、翌日の仕事や遊びの最中に集中力がきれたり、疲れすぎたりしないよう十分な量と質の睡眠をとることです。

「しっかり食べる」も同様に、日々の暮らし(仕事や遊び)に十分な活動エネルギーを得られる食事を摂取するのがポイントです。もちろん、十分以上に食べてしまい、太りすぎてもいけません。

ゆっくり生活するだけでも、不調は改善する

3つめの「自分の身体の状態を把握する」とは、1週間や1日の始めと終わりに、数分でも構いませんので、自分の身体にどれくらい元気(エネルギー)や疲労があるのか、どれくらいの休息が必要で、また、どれくらいの活動ができそうか、こういうことを意識することから始まります。

仕事でも、3日間根を詰めてがんばっても、その後2日間疲れてダウンしてしまうようでは、周りからは自己管理の欠如と捉えられてしまいます。気分転換だからといって、体力の限界まで遊んでしまい、翌日の仕事に響くというのもNGです。

まずは、朝起きた時や夜寝る時、横になった状態でいいので、自分の身体のエネルギー具合を頭から爪先まで感じてみてください。ストレスや疲労を感じたら、素直にそれを受け入れ、何事も根を詰めてやりすぎないように心掛け、ゆっくり生活する工夫をするだけで、ストレスによる不調は改善することは多いものです。そのためにもまずは、自分の身体の状態を把握できるようになりましょう。