「謝る」よりも大事な具体的な解決策

「みんなあんたに謝ってほしいわけじゃない。家族も社員もあんたの話が聞きたいんじゃないのかい?」

さわぐちけいすけ『僕たちはもう帰りたい』(ライツ社)

残業はしないでほしい、でも成果も出してほしい。上からの無茶振りに応えるために、身も心も削ってはいませんか? そして、その重さを自分だけで背負い、後輩にも上司にも家族にも謝ってばかり……。似た状況にある人も多いのでは。

売上と労働時間を気にしながら、家族も大事にする。全てを一人で抱えるには限界があります。そもそも、だからこそ部署や家族といったチームがあります。

一人で抱え込むのではなく仲間を頼ったり、そのままの状況を打ち明けてみることから具体的な解決策が生まれるのかも。その中に「諦める」という選択肢があっていいのでしょう。

 
さわぐちけいすけ
絵や漫画を描く人
岩手県出身。2017年、KADOKAWAより『妻は他人 だから夫婦は面白い』でデビュー。以降、出版した3冊の本はすべて重版。Twitterフォロワーも20万人を突破。
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