インターネットを介しての語学の有料学習について聞いたところ、若手高年収層から、その半数が経験ありという回答を得られた(図3)。

「高年収層は、学ぶべきものがそこにあるならコストはいとわないですね。特にネットだと移動時間や空いた時間に勉強することができますし、仲間内でも『あのアプリ、使えるよ』と情報をシェアしますから。そして、そのときの反応としては、『よし、今入れてみよう』という場合がほとんどです」

「インターネット上で有料コンテンツ配信サービスを使って自分のコンテンツを販売したことがある」という人も、若手高年収層では12.5%に上った(図4)。これは有料メルマガの配信などが多いと推測される。

高年収層は、有益な情報には対価が必要なことを、入手する際にも発信する際にも意識しているのだろう。