行き詰まった現状を打破するにはどうすればいいのか。「プレジデント」(2017年12月4日号)では、4人の識者に「最高の自分」をつくる方法を聞きました。第3回のテーマは「やりがいのあることを見つけたい」――。(全4回)

他にやっている人がいないテーマに取り組むということ

「書く仕事がしたい」と最初に思ったのは、小学校3年生のときでした。短い物語を学校のニューズレターに載せてもらって、「ああ、これが自分の天職だ」と思ったんです。

ジャーナリスト オマル・エル=アッカド氏

エジプトで生まれた私は、小さな頃から引っ越しを繰り返していて、心から自分の故郷と呼べる場所がありません。5歳のときにエジプトを離れてカタールへ、それから16歳のときにカナダへ移りました。今はアメリカ・オレゴン州のポートランドに住んでいます。そんな私にとって、物語は自分の帰れる場所です。自分が住める世界を、自分自身でつくれますからね。