喫煙の有無、引き受け可否の柔軟さが判断のポイント

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収入保障保険は、所得補償保険とは違う保険だ。所得補償はリストラや病気などで所得が激減したり、なくなったりした場合の本人に対する補償であるが、収入保障はあくまで遺族の生活費を年金で給付するというものだ。

そのトップに輝いたのが、「家族収入保険」(ソニー生命)。「商品内容がシンプルでわかりやすい。非喫煙者は保険料が割安」(清水香氏)、「保険料が比較的安い」(小栗悟氏)など、保険料の安さ、特に非喫煙型に割安感があることから選ばれている。また、引き受け体制の柔軟さからも注目されている。

「引き受けの可否を判断する審査で、最も柔軟に対応している点を評価。また、逆に非喫煙者や特約にした場合に保険料が割安になるのもいい」というのは、田中香津奈氏。厳しい審査基準をクリアできない場合、すぐに保険料が割り増しになってしまうという保険会社もある中、柔軟に対応してもらえるのはハンディのある加入希望者にとっては見逃せない。さらに、「この種の保険のさきがけであること」(藤井泰輔氏)といったコメントや、「加入時、もっとも有利な商品だった」(古川徹氏)と実際に加入しているケースもあった。

僅差で2位になったのは、「家計保障定期保険」(東京海上日動あんしん生命)。「保険料が割安で、比較的少額でも加入しやすい」(小川千尋氏)、「女性は割安」(八ツ井慶子氏)などの意見が多く、保険料の安さ(特に女性)、少額から加入が可能といったことから選ばれたようだ。なかには、ユニークなコメントも。「タバコを吸わない人が多くなる中、喫煙者にオススメの保険。喫煙者マーケットでは、不動の地位を維持しています」という宮越肇氏は、喫煙者として実際に加入している。ここは、非喫煙者割引がないため、喫煙者でも安く加入できるのだ。

また、柳澤美由紀氏は、会社の経営面にも着目。「比較的割安な保険料のほか、会社の格付け、ソルベンシーマージン比率などの経営指標が高く、EV(エンベディッドバリュー・純資産価値と保有契約の現在価値の合計額)を公表するなどディスクロージャーに前向きな点も評価しています」。

3位は「なし」。「保険料は割安で、年金式で支払われるので家計管理はしやすいが、相続税と所得税の二重課税になってしまう」(浅田里花氏)、「見直しがしづらい」(内藤眞弓氏)といったコメントがあがっていた。

4位以降も、選ばれた理由は割安感から。特に「ジャストワンW」(あいおい生命)を選んだ亀甲美智博氏は、「この6月発売の新商品。業界最安値というべき価格競争力を有している」と、この安さを高く評価する。このほか「定額タイプ以外に逓増タイプも選択可。インフレにも対応できる」と田中美子氏がアリコジャパンの「収入保障保険」を、年金を一括で受け取る場合の有利さから松浦建二氏が日本興亜生命の「新収入保障保険」を選んでいる。