これまでインタビューした社長は1000人以上。数多くの経営者と接してきた著者はリーダーを見守る側にいたが、最近、自分がその立場に押し上げられる体験をした。

藤沢久美(ふじさわ・くみ)
シンクタンク・ソフィアバンク代表。大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。13年より現職。

「会議で書記をやったり、飲み会で仕切ったり、みんなのやりたがらない仕事をこなしていたら、周囲から『リーダーになってほしい』と言われたんです。自分自身、人を引っ張っていくタイプじゃない。リーダー像が変わってきた気がしました」

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