2016年3月8日(火)

「努力」が苦手な人の戦い方

“マネジメント”からの逃走 第43回

PRESIDENT Online スペシャル

著者
若新 雄純 わかしん・ゆうじゅん
人材・組織開発プロデューサー/慶應義塾大学特任講師

若新 雄純福井県若狭町生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程(政策・メディア)修了。専門は産業・組織心理学とコミュニケーション論。全員がニートで取締役の「NEET株式会社」や女子高生がまちづくりを担う「鯖江市役所JK課」など、多様な働き方や組織のあり方を模索・提案する実験的プロジェクトを多数企画・実施中。著書に『創造的脱力』(光文社新書)がある。
若新ワールド
http://wakashin.com/

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若新雄純=文
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努力が苦手なら、「工夫」する

正直に言うと、僕は「努力」というものが苦手です。子どもの頃から、計算ドリルを繰り返したり、英単語を毎日反復して覚えたりということがとにかく苦手でした。苦手だったとしても、みんなもやるんだから、がんばって取り組まなければならない。「努力」という言葉の本来の意味とは異なってくるかもしれませんが、僕にとっては「つらいことでも我慢して計画的に反復練習する」というイメージのものでした。

一方で、そんな「努力」が得意な人もいると思います。与えられた目標を達成するためにコツコツとがんばれる人、また、それを「我慢」だと感じずに取り組める人。そして、どれだけ世の中が変化しても、そうした普遍的な努力が求められる職業や仕事はたくさん残っています。また、日本のほとんどの高校・大学受験や資格制度も、そんな努力が報われるようにつくられているようです。

努力が苦手な人はどうすればいいのか。僕の場合は、徹底的に【工夫】するという戦い方をしてきました。

今でもよく覚えている、中学時代の夏休みの読書感想文の話をしたいと思います。

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