2015年9月14日(月)

ついカッと「ブチギレ癖」のルーツは、父と母と「育ち」

得する習慣、損する習慣【33】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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「無意識」が自分の感情・行動を支配!

前回「よく怒る人は、なぜ、あんなに怒るのか?」(http://president.jp/articles/-/15992)は私たちの性格や行動の根源にある「ビリーフ(固定概念や思い込み)」をテーマに解説しました。今回は、どうすれば、無意識の中にプログラミングされていている(ふだんは意識することができない)ビリーフを明確にできるのか、そして、その固定概念や思い込みをどうすれば変えられるのかをご紹介します。

1. 言葉で明確にする

ビリーフ(無意識の思い込み)によって私達の行動や感情が影響を受けているというのは前回お話した通りです。では、どのようにすれば自分を制限するビリーフを変えることができるのでしょうか?

最も重要なことは「言語化する」ことです。

ビリーフはなかなか言葉として表現しにくいのですが、人間が「意識」するためには言葉が必要です。意識されていないビリーフは、変えることができません。無意識の思い込みであるビリーフはコンピュータプログラムのように自動的に作動しているため、以下にお伝えする手順を踏まえないとなかなか変えることができません。

【ビリーフの例】
・私は人見知りだ
・私はすぐ人にイライラする
・いつも部屋は片付いていないといけない
・子どもは親のいうことをきくべきだ
・私は勉強ができない
・友達はたくさん持つべきだ
・上司とは人格者であるべきだ

というように、少し自分と向き合って、言語化してみてください。それこそがビリーフをコントロールする第一歩です。

とはいえ、いきなりビリーフと言われてもすぐには思いつかないでしょう。また、全てのビリーフを明確にする必要もありません。自分にとって日常生活でしばしば「問題となる状況」を回避するためには、という目的からスタートしましょう。

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