正社員の需要が落ち込む仏、蘭

世界24カ国の主要都市に拠点を置き、人材紹介サービスを手がけるロバート・ウォルターズ。日本では、2000年からサービスを開始している。経営の現場でグローバル人材の確保が急がれるいま、その動向を、グループCEOのロバート・ウォルターズ氏に聞いた。
──日本におけるグローバル人材の転職市場はどのような状況か。
ロバート・ウォルターズCEO 
ロバート・ウォルターズ氏

【ロバート・ウォルターズ】当社では、日本においてバイリンガル・スペシャリストに特化した人材紹介を得意分野としている。バイリンガル・スペシャリストとは、2カ国語以上を話し、かつプロフェッショナルな能力を有する人たちを指す。彼らを、正社員あるいは派遣・契約という雇用系態でクライアントに斡旋してきた。こうした人材は日本に限らず、世界のどの国、地域においても恒常的に不足している。

ただし、たとえば中国の景気失速に押されて、オーストラリアの景況感が下がったとすると、やはり雇う側も慎重になり、需要も多少は落ち込む。それでも、バイリンガルではない人材に比べ、グローバル人材の需要が景気の影響を受けにくいことは確かだ。