2014年11月24日(月)

なぜスマホ&仕事依存者は一生早起きできないか

得する習慣、損する習慣【14】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

習慣化コンサルタント 古川武士=文
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「ダメな自分」とも向き合う勇気が必要

前回「悲願の「早起き習慣」一生定着させるコツのコツ」(http://president.jp/articles/-/13827)では、早起きの定石(ツボ)と対策をお伝えしました。なぜ、起きられないのか、どうすれば起きられるのかはお分かり頂けたと思います。

今回は、早起き習慣を定着させるため「早起きを邪魔する挫折要因をつぶす」をテーマにノウハウをご紹介したいと思います。

1.なぜ挫折要因を知ることが大切なのか?

早起き、もっというと早く寝ることが難しいのは、「不確定要因」が多いからです。3日間、仮に理想の時間に寝られるようになったとしても、4日目以降に思い通りに進まないことがあります。なぜなら、残業や飲み会・家族との予定など、誰しも他者との関わりがあり、自分で完全に生活をコントロールすることができないからです。

挫折しやすい人は、完璧主義思考を持っています。完璧主義思考とは簡単にいってしまえば、0点か100点かで考える思考です。3日出来ても、2日続けられなくなるとその時点で「あー、やっぱりダメだ」と0点をつけてしまいます。

人間は「ダメな自分」と向き合い続けるのは苦しいので、結局挫折して辞めてしまうというサイクルです。

あなたにも思い当たる節はありませんか?

多くの場合、挫折に陥る「不確定要因」には、実は人それぞれのパターンがあります。

大切なことは、予めそのパターンを想定し、対策を組んでおくこと。すると、例えば「今日は例外ルールでここまでやったらOK」と許すことができ、自己肯定感が累積して続くようになります。

ただし、これには前提条件があります。

それは、挫折要因をつぶす行動に出るのは、一番キツい難所である最初の3週間(反発期と呼んでいて、最も挫折しやすい期間)を乗り越えてからにする、ということ。私は多くのクライアントにこれをお勧めしています。

3週間はなるべくパターンを守れるように工夫することです。(反発期の説明などは過去に掲載の「『続かない人』の挫折パターンは3つある」http://president.jp/articles/-/12631 をご覧ください)

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