2014年6月23日(月)

「やっぱ無理……」心が折れやすい人は、なぜ折れやすいのか

得する習慣、損する習慣【4】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

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習慣化コンサルタント 古川武士=文
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心が折れやすい人と逆境に強い人の思考習慣の違い

では、心が折れやすい人の思考習慣とはどんなものでしょうか。次のような特徴が共通して見られます。

「いつも誰かと比較して自分の欠点ばかり見ている」
「相手の嫌な面ばかり見て、相手が全て悪いんだと思い込んでいる」
「漠然とした不安や心配を堂々巡りさせている」
「視野が狭くいろいろな視点から物事を見つめられない」
「物事を先延ばしにして、行動できない」
「自分ではどうしようもない環境にばかり愚痴をいっている」
「完璧にやろうとしすぎて疲弊する」
「過去の失敗にずっとクヨクヨしている」

このような思考をする人は、多くの逆境に直面した時にストレスを強く感じます。

 一方、逆境に強い人の思考習慣とはどんなものでしょうか。

アスリートや経営者、歴史上の偉人の思考パターンを研究し、整理してまとめたのが次の9つの習慣です。

言葉だけを読むと当たり前のようですが、1つ1つは詳細を知れば深い内容です。

【習慣1.等身大の自分を受け入れている】 

長所も短所も含めて等身大の自分を受け入れることで適切な自信を持っている。

【習慣2.相手を変えず見方を変える】 

人間関係において相手を変えようとするのではなく、自分の見方を変えることで感情のわだかまりを解消できる。

【習慣3.徹底的に具体化する】 

不安や恐怖に直面したときに、曖昧さを排除し具体化することで解決策を考えることができる。

【習慣4.さまざまな視点から眺める】

自分の立場から離れ、多くの視点(過去・未来・相手・第三者)から考えることで常に冷静さを保つことができる。

【習慣5.できることに集中する】 

変えられないことではなく自分ができることに焦点を絞り行動することができる。

【習慣6.運命を引き受ける】 

置かれた環境や辛い状況など自分では変えられないことを受け入れることができる。

【習慣7.完璧主義をやめる】 

0点か100点かの極端な思考から抜け出し、複数の基準を設定することで柔軟に考えることができる。

【習慣8.プラスの側面を見る】 

過去の出来事、未来への挑戦に意味や感謝を見出すことでモチベーションを高めることができる。

【習慣9.「今」に集中する】

過去の後悔や未来の不安をいったん脇に置いて、今この一瞬に集中することができる。

それぞれ、9つの思考習慣の詳しい内容やスキルは、次回(7月14日公開)ご紹介します。

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