2014年7月28日(月)

なぜ、心が折れない人は「とことん悩む」時間を作るのか

得する習慣、損する習慣【6】

PRESIDENT Online スペシャル

著者
古川 武士 ふるかわ・たけし
習慣化コンサルティング代表取締役

古川 武士

日立製作所を経て2006年独立。「習慣は第二の天性」をモットーに、社員研修・コンサルティング・個人向けセミナーなどをおこなっている。著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』(いずれも日本実業出版)など。

執筆記事一覧

古川武士=文
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気持ちをさっと変えられる人の極意とは

度重なる怪我、常人では耐えられない試練やプレッシャーを前に、彼らがどう考えて乗り切ってきたのか。研究の結果抽出できた9つの思考習慣を前々回(http://president.jp/articles/-/12822)ご紹介しました。今回は、その思考習慣を身につける具体的な方法を前回(http://president.jp/articles/-/12970)に引き続き、掲載します(習慣5~9) 。

【習慣5.できることに集中する】

変えられないことではなく自分ができることに焦点を絞ることで、先に進むことができる。

◆対策A できることとできないことを区別する

相手の気持ちを変える、景気を変える等、自分にはコントロールできないことがありますが、自分の行動や考え方は自分でコントロールができます。そのできることとできないことを区別し、できることにフォーカスして行動し、先に進んでいきましょう。

◆対策B リカバリープランを用意する

離婚、病気、解雇等、あなたの人生に起きうるリスクについて、それが現実になったらどうするかというプランをつくっておきましょう。いざ現実になっても「人生終わりだ」と嘆かなくても済むという安心感が得られます。例)解雇されるリスクに対して、「自己投資のために資格を取る」

【習慣6.運命を引き受ける】

置かれた環境や辛い状況など自分では変えられないことを受け入れることができる。

◆対策A 人生の試練を覚悟する

私たちの人生には、いいことも、試練と思われる悪いことも起きます。大切なことは、その試練が訪れることを覚悟し、試練がやってきた時につぶれない自分を作っておくことです。対策としては、偉人の自伝を読んでその人生を疑似体験する、または試練を起きるべくして起きた運命だととらえて向き合う習慣をつけることでしょう。苦しい時こそ成功のチャンスや成功の種が眠っているものです。過去の試練を振り返り、プラスの側面を見つけて成長につなげましょう。

◆対策B 最悪の状況を引き受ける

もしも漠然とした不安を持っているとしたら、最悪の事態を想定してその事態への対策を立ててみるといいでしょう。起こりうる最悪の事態に向き合えば、不安や恐怖のボトムライン(底辺)が見えるので、あなたが感じている恐怖は小さくなります。

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