2014年3月28日(金)

給料頭打ち! 土日アルバイトで月5万円稼ぐには

「まさか」に備えるための全課題

PRESIDENT 2013年1月14日号

著者
藤井 孝一 ふじい・こういち
アンテレクト代表

藤井 孝一

1966年、千葉県生まれ。慶應義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家の経営コンサルタントとして独立。『週末起業』(ちくま新書)など著書多数。

経営コンサルタント 藤井孝一 構成=岡村繁雄 撮影=相澤 正
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時間の切り売りでは将来性、成長性なし

今や、サラリーマンもサバイバルの時代になりました。給料は頭打ちで、いつもリストラの危機にさらされています。せめて会社を辞めずに、土日にアルバイトをして、月5万円を稼ぎたいと思うのも無理からぬことです。5万円なら決して難しいことではないでしょう。肉体労働や単純作業で、時間を切り売りすれば、稼げる金額です。しかし、それでは即金性はありますが、自分の将来性や成長性を考えると、得策とはいえません。

時間の切り売りだと、時給も安く、いたずらにストレスを抱えてしまうことも多いでしょう。時給の目安としては、最低でも1000円は欲しいところ。それより安いと、本業で残業したほうがよほど効率よく稼げるかもしれません。

そこでぜひとも心がけたいのが“攻めの副業”です。例えば将来、洒落たバーを経営したいのであれば、バーテンダーのアルバイトをして、接客や洋酒の知識を身につける。開業を想定して、立地や客筋の研究もしていくべきだと思います。

私自身、会社で働きながら中小企業診断士の資格を取って、経営コンサルタントを副業にと考えましたが、簡単にクライアントは見つかりませんでした。そこで、週末に知り合いのコンサルティング・ファームで補助業務に携わりながら、プロのノウハウを学びました。そこで培った知識や人脈をもとに独立し、今では経営コンサルタントが本業になっています。

公的資格を生かしたアルバイトも多くあります。会社員には社会保険労務士あるいは公認会計士の資格を持った人もいます。そんな人は、週末だけ知り合いの会社に出向いて、就業規則の作成や会計処理をサポートするといった働き方があるでしょう。しかも、専門性を生かした仕事ですから、報酬も少なくなく、相手からは感謝されるはずです。

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