2013年12月18日(水)

自分の弱点や不得意を、会社の利益に繋げる法

「年収1億円」稼ぎのエッセンス 第22回

PRESIDENT BOOKS /PRESIDENT Online スペシャル

著者
江上 治 えがみ・おさむ
株式会社オフィシャル 代表取締役

1967年生まれ。有名プロスポーツ選手から経営者まで、年収1億円超えのクライアントを50名以上抱える富裕層専門のカリスマファイナンシャルプランナー。サラリーマン時代には大手損害保険会社、生命保険会社の代理店支援営業における新規開拓分野および売上達成率で、全国1位を4回受賞。損保会社では最短、最年少でマネジャーに昇格。生保会社でも最短でのマネジャー昇格を果たす。独立後は、保険営業を中心としたFP事務所を設立。人脈ゼロ、資金ゼロから1000名を超える顧客を開拓し、これまでに通算600億円の保険契約を獲得。著書にベストセラーとなった『年収1億円思考』がある。

執筆記事一覧

株式会社オフィシャル 代表取締役 江上 治
1
nextpage

人には強みや得意分野がある一方で、弱みや不得意分野がある。

外資系企業で40数年にわたり社長職などを歴任、現在も複数の企業でアドバイザリーボードメンバーを務める新将命さんの話で、印象に残っているのが次の言葉だ。

「経営者には、バカと利口と大利口がいる」

「バカ」は自分の得意、不得意を知らない人、「利口」は自分の得意、不得意を知っている人、「大利口」は自分の不得意を補う方法を知っている人。

大利口で、わかりやすい例としては、本田宗一郎と井深大がいる。

ものづくりにおいてカリスマ的な才能をもつ本田や井深を、財務や営業の面で支えたのが、本田にとっての藤沢武夫であり、井深にとっての盛田昭夫だ。

優れた右腕がいたからこそ、カリスマは才能を開花することができたのだ。

大利口になることを求められるのは、経営者に限らず、プロジェクトを任されているリーダーでも同じだ。会社でも、ある程度以上のポジションになると、背負っている責任や数字の大きさに比例して、どうしても不得意な仕事も増える。

ところが、そちらに時間とエネルギーを奪い取られると、自分がやるべき仕事に集中することができず、成果があがらないばかりか、疲弊してしまう。

PickUp