なぜ米名門企業から事業を買収できたか

日本電産社長 永守重信氏

経済のグローバル化が進んだことで、品質・価格をはじめ企業の実力がストレートに評価される時代がやってきた。要するにいいものは売れるが、悪いものは売れない。ビジネスの「王道」をゆく企業が栄えるようになったということだ。

かつては電機業界もいわゆる系列取引が常識だった。ところがグローバル化によって厳しいコスト感覚が問われるようになると、系列の壁、接待営業といった古い商習慣は消えてしまった。これからは電機に限らず、自動車など他の業界でも「脱・系列」の動きが加速するだろう。