Q.Cさん(43歳)は、妻(40歳)と中学生の長男の3人家族。40歳のときにマイホームを購入して、住宅ローンの返済中だ。マイホームを購入してから、妻も仕事を再開し、年収は100万円ほど。これから長男の教育費もかかるうえに、自分たちの老後資金も必要なので、現在、定期預金に預けたままの300万円をできるだけ有利に増やしたい。健康面では、親にがんが見つかったので、少し心配になってきた。
【運用資金】300万円【保有資産】300万円(定期預金)【住居】持ち家
【家族構成】
[夫]43歳 会社員 年収600万円(額面)[妻]40歳 パート 年収100万円
[長男]13歳

予備に100万円を預貯金で確保する

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資産運用

資産運用は、当面使わない資金で行うのが原則。保有資金300万円のCさんのケースでは、100万円は予備資金として確保し、残りの200万円の中で最適な資産配分を考えるべき。40代は教育費の負担が重くなるうえに、老後の資金も心配になる年代。両者のバランスを考えて資産配分しよう。

Cさんの場合、まずは中学生の長男の進路をある程度見極めて必要な額を把握する。そのうえで、毎月の家計からの積み立てで用意できる資金を考慮し、100万円を教育資金用として運用したい。大学入学まで5年弱しかないので、運用商品は定期預金が無難。多少でも利回りアップを狙うなら、個人向け国債の3年固定を選ぶ手もある。

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保険

残りの100万円は老後資金用として分散投資をしてもいいし、住宅ローンの繰り上げ返済に充ててもいい。ただ、繰り上げ返済したことで教育費が足りない状態になっても、返済した原資を後で戻してはもらえないので注意。

40代はまだまだ保険も必要。とくに住宅ローン返済中は、病気などで働けなくなったときにローン返済が大丈夫かも確認したい。団体信用生命に病気の保障(入院保障)が付いている場合もある。付いていなければ住宅ローン返済額分の医療保険を上乗せしよう。

●定期の300万、教育と老後にどう配分?

[資産運用]まず、100万円は予備資金として手元に残す。残りの200万円は、教育資金と老後資金に100万円ずつ振り向ける。教育資金は定期預金やMMF、個人向け国債などで安定した運用をしよう。さらに毎月の家計から積み立てで教育費を上乗せする。老後資金の100万円は、株と債券を半々にしてミドルリスク・ミドルリターンを狙う。老後資金分は、住宅ローンの繰り上げ返済に充てる方法もある。

[保険]子どもがひとりなので、高額な生命保険は必要なし。収入保障保険2000万円程度と変額終身保険300万~500万円で十分だ。医療保障は入院日額5000~1万円の終身医療保険に加入する。がんが心配なら診断時に一時金が受け取れるタイプに加入しておけば安心だ。

【POINT】がん保険や高度先進医療特約は必要?/入院日額5000~1万円の計算には、がんなどの成人病も考慮されているので、ある程度は賄える。もし心配であれば、一時金が100万円程度受け取れるがん保険に加入しておけば安心だ。先進医療特約は、特約保険料100円程度で1000万~2000万円の保障が得られる。該当ケースは少ないが、負担が少ないので加入しておいてもいいだろう。