自然や人の暮らしと調和するリビング
大和ハウスの注文住宅の最上級モデル「Wood Residence MARE -希-」の大きな特徴は、庭と溶け合うような大開口のあるリビングルーム。視線を遮るサッシの枠は存在感を抑え、内外が滑らかにつながる。そして、50畳超も可能な大空間の圧倒的な開放感。ただ広いだけではない、縦に横に、たゆたうように連続する空間のありようは、壁や廊下で仕切らない、日本建築の伝統に根ざしている。風景や人影が見え隠れし、光と影が変化して、同じ場所でありながら時の流れと共に移ろっていく。
これほど豊かな空間づくりが実現できる理由は、MAREならではの「混構造」にある。下層階は堅固で敷地対応力の高い鉄筋コンクリート(RC)造、上層階は軽く自由度の高い木造を採用。地下1階から地上3階建てまで対応する。
角に柱のないダイナミックなコーナーサッシや、大きく持ち出した庇やバルコニーは、RC造だからできることだ。敷地の高低差を生かしたり、地下にガレージやシアタールームをつくったり自由自在。一方、軽やかな木造は、最大開口幅9mのパノラマビュー、最高約3.85m(※1)の天井高、最大10m(※2)の無柱空間を可能にする。
※1 折り上げ天井の場合、天井高最高約4.15mまで対応可能。
※2 構造柱芯から芯までの幅。
こだわりの素材とディテール。ZEH基準もクリアする
マテリアルには、木や石や和紙、しっくいなどの自然素材がふさわしい。長い時間をかけて育まれてきた素材は、それぞれが個性ある質感を持ち、日の光や夜の明かりを反射し、または柔らかな陰影を描き出す。特にMAREでは、室内はもちろん外壁にも、都市部の厳しい防火規制をクリアして木質素材をあしらうことを可能にしている。
そして、ディテールへのこだわりも、MAREならではだ。余分な垂れ壁や袖壁を排除し、ラインを整理した内部空間。内外の床や壁、天井の仕上げをそろえ、庭との一体感をデザインする。外観では、屋根の輪郭から雨どいを排除。そのシャープな軒先は、地面に落ちる影さえ美しい。独自の「内樋工法」で軒樋を隠しつつ、あえてわずかな雨だれが軒先から滴るように仕掛けており、雨の日もまた、情趣豊かに感じられる。
もちろん、省エネ性や遮音性、空気質、耐震性・耐火性といった性能面には大和ハウスの技術が遺憾なく発揮され、長期保証プログラムが用意されている。MAREは木造部・RC造部共に高断熱化されており、省エネ・創エネとの組み合わせにより、年間一次エネルギー消費量ゼロのZEH基準をクリアする。特にRC造部は遮音性に優れ、音楽スタジオやオーディオルームにも対応可能だ。
設計精鋭チーム「ZIZAI DESIGN OFFICE」
細部までおざなりにしない、研ぎ澄まされた建築デザインと、暮らしに寄り添う、くつろぎに満ちた住み心地。その両方をかなえてくれるMARE。
一邸一邸の設計を、室長の櫻井恵三氏が率いる大和ハウスの「ZIZAI DESIGN OFFICE」が担当する。一人一人が独自のスタイルを持つトップデザイナーが集結した精鋭集団だ。あらゆる構法や素材を駆使し、確かな審美眼と豊かな経験に裏付けられた建築家の設計力と、ハウスメーカーならではの高度な技術力の融合が、自由と安心の両立を可能にする。
「旅行も制限されがちな今、住まいの在り方が見直されています。都会にあっても、自宅にいながらにして、季節や時間の移ろいが繊細に感じられるような住宅が求められるのではないでしょうか。私たちは日本の気候風土の中で、人、四季、街を優しく包み込み全てが美しく調和した、そんな心地よい空間体験をご提供したいと考えております。この思いを実現したのが、MAREです」と、大和ハウス工業・PR担当者は言う。
調和を大切にした上質な空間とマテリアルを、一度ご自身で確かめてみてはいかがだろうか。
*「MARE -希-」の販売エリアは、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府・京都府・兵庫県になります。
●写真はすべて「Wood Residence MARE 駒沢展示場」で撮影したものになります。