世界が危機に直面するときこそ投資などの資産運用に注目が集まるといわれる。昨今のコロナ禍も例外ではない。そんな中、特に中・上級の日本人投資家からの支持を背景に、急成長を遂げているのがサクソバンク証券だ。デンマーク・コペンハーゲンに本社を置くサクソバンクグループの日本法人として2009年に事業を開始した同社は、米国株式取引を開始した18年以降、口座数が約5倍に増加。サクソバンクの米国株式取引がなぜ選ばれるのか。その背景と要因に迫る。

米国株式が好調を保つ2つの背景

日本はもちろん世界各国に株式市場がある中で、米国株式の将来性が飛び抜けて高いと予想されるのには大きく分けて二つの理由がある。まず一つ目が経済成長力の見通しだ。国連は、生産・消費の主体となる生産年齢人口(25歳以上65歳未満)の今後2100年までの世界各国の動向について、欧州や中国、日本が減少する一方、米国は増加すると予想(※1)。その一人一人が経済と産業を牽引し得る存在となるため、他国に比べて経済成長の見通しが明るいのは当然といえるだろう。

もう一つが、GAFAをはじめ世界のライフスタイルを一変させるようなイノベーティブな企業が次々に誕生していること。この背景には、他国に比べてベンチャーキャピタル(VC)による投資額が桁違いに大きいという事情がある。例えば2019年のVCによる投資規模は、日本の約2891億円に対し、米国は約14.5兆円(※2)。米国には、次のGAFAが生まれやすい土壌があるというわけだ。

こうしたことを背景に、過去10年間、米国株式のパフォーマンスは年率換算で約13.0%上昇。米国を除く先進国の平均は約4.8%の上昇にとどまっている(※3)ことからも、米国株式の優位性をうかがい知ることができる。

(※1)出典:国際連合経済社会局 World Population Prospects(2019年)。
(※2)出典:一般財団法人ベンチャーエンタープライズセンター「ベンチャー白書2020」
(※3)出典:MSCIワールド・インデックス(除く米国)およびMSCI米国インデックス。いずれもトータルリターン、基準日は2021年1月末。「MSCI」はMSCI Inc.の登録商標です。

約6000に及ぶ銘柄数と手数料や注文方法も魅力

この米国株式をいかに手に入れるか──。そう考える中・上級の投資家たちに選ばれているのが、サクソバンク証券だ。考えられる要因は複数ある。まず一つ目は、圧倒的な取扱銘柄数だ。米国株式の取扱数は3000~3500銘柄にとどまるオンライン証券が多い中、同社は約6000銘柄に及ぶ。新規上場直後の銘柄もあるほか、NASDAQ市場と同様に成長株が主体の「NYSEアメリカン市場銘柄」が充実している点も特徴。株価が10倍以上に跳ね上がる未来の「テンバガー」となる可能性を秘めた企業への先行投資を狙う中・上級投資家にとって、この取扱銘柄の多さと幅広さは魅力に映るに違いない。

とはいえ取引が活発になり投資額が膨らめば、取引手数料の負担も気になるところ。取引金額×0.45%が主流となるこの手数料を「取引金額×0.2%(最低5.0米ドル、上限15.0米ドル)」(1注文あたり)という低水準に抑えているのもサクソバンクの強みだ。

また、期限を設けず、24時間いつでも注文できるという自由度の高さも大きな魅力である(ただし週末の定期メンテナンス時間は除く)。しかも「成行」「指値」「逆指値」をはじめ7種類の注文方法を用意し、多様な投資スタイルをサポート。例えば日本の深夜が取引時間となる米国株式市場でのリスク管理は投資家にとって重要だが、利益確定と損切りの両方をコントロールできる「OCO」、それに加えて買付・売却注文もすべて同時に行える「IFD-OCO」などもラインアップされている。

(※4)2021年2月末現在。

先進の取引ツールと安心の日本語対応

「圧倒的な取扱銘柄数」「魅力的な取引手数料」「注文の自由度」という強みの真価を最大限引き出すうえでは、サクソバンク独自の取引ツール「SaxoTraderGO」の存在も大きい。同ツールは、50超のチャート描画機能を備え、中・上級の投資家ニーズを満たす多彩なテクニカル分析に対応。取引のタイミングをシグナルで知らせてくれる自動分析ツール「オートチャーティスト™」や、世界各国のアナリストによる目標株価予想などが無料で利用できる。また、世界170カ国以上に広がるサクソバンクグループの顧客による取引動向や、各ユーザーの売買履歴、保有銘柄などを基に新たな候補銘柄の情報を提供してくれる「口座分析レポート」のメール配信サービスも提供。数々の先進機能が取引をサポートしてくれるのは、とりわけ仕事の「合間時間」に取引を進めたいビジネスパーソンにとって見逃せないポイントだろう。

サクソバンク独自の取引ツール「SaxoTraderGO」は、中・上級の投資家ニーズを満たす多彩なテクニカル分析に対応。

もう一つ、「米国株式の総合力」も同社の強みに数えられるべき項目だ。約3900銘柄の米国株CFDや国内口座で唯一、米国株式のオプション取引もできる(※4)。また配当金再投資(DRIP)も可能だ。

そして、最後にして日本人投資家にとって最重要な強みともいえるのが、これらのサービスをすべて日本語で活用できるという点。同社では、「SaxoTraderGO」の和文マニュアルはもちろん、日本語によるヘルプデスク(電話、メール)も用意しており、日本人投資家の懸念材料になりがちな言語の問題をクリア。さらに今後は、AIチャットツールによるサポートを予定しており、特定口座についても準備を進めているという。

サクソバンクグループの企業理念は、「個人投資家が利益を追求できるよう、プロと同等の投資環境を提供する」。これを日本でも具現化したいという思いのもと、グローバルスタンダードのオンライン証券サービスを展開してきたのがサクソバンク証券である。自分のポートフォリオの中に新たに米国株式を加えたいと考えている日本人投資家にとって、サクソバンクは頼もしいパートナーになるだろう。

ITを駆使した先進性と信頼性あるサービスが魅力

サクソバンク証券の親会社であるサクソバンクA/Sは、デンマークのコペンハーゲンに本社をもつ1992年創業のオンライン銀行。フィンテックという言葉が使われる以前からITを駆使した先進的なサービスを開発・提供してきた。現在、サクソバンクグループの顧客は世界170カ国以上に80万人超。取引ツールやサービスは、世界で数々の表彰を受けている。

 

■外国証券売買取引は、買付け時に比べて売付け時に、価格が下がっている場合や円高になっている場合に損失が発生します。手数料については、「取引金額×一定料率」又は「取引数量×一定金額」で求めた手数料が一回の取引ごとに課金されます。ただし手数料の合計額が当社の定める最低手数料に満たない場合は、手数料に代えて最低手数料を徴収させていただきます。また取引所手数料等の追加費用がかかる場合があります。■CFD取引および外国株式オプション取引は、元本が保証されない取引です。原資産の価格変動に対する予測を誤った場合等に差し入れた証拠金を上回る損失が発生する場合があります。■取引にあたっては、取引説明書および取引約款を熟読し十分に仕組みやリスクをご理解いただき、発注前に取引画面で手数料等を確認のうえ、ご自身の判断にてお取引をお願いいたします。