業務効率を上げるためにデジタルツールを導入したのに、楽になった実感がまったくない。むしろ、どんどん忙しくなっている……。そう感じたことはないだろうか。本来は人の負担を軽くするためのデジタル化のはずなのに、むしろ状況が悪化してしまう。なぜ、そんな事態が起こるのだろうか。それは、「残念なデジタル化」を進めてしまったからだ。

CRMやSFAへのデータ入力作業で営業現場は人手不足に

よく見られるのは、CRM(顧客情報管理)やSFA(営業支援)の導入をきっかけに、営業現場でのデータ入力の作業量が増え、結果として人手不足が解消できていない点だ。

例えば、CRMやSFAとその他のITシステムやエクセル管理のデータがバラバラで、同一のデータを別々に入力しなければならなかったり、入力作業に加えて入力ミスをチェックする作業に時間を取られたりというケースである。

総務省が調査した「平成30年度 デジタル化による生活・働き方への影響に関する調査研究」からは、デジタル化による働き方改革がむしろマイナスに作用している側面がうかがえる。むしろ、「人手不足が悪化している」「気持ちに余裕がなくなっている」といった回答が目立っていたのだ。

営業現場のデータ入力負担を減らすRPAとは?

このように、膨大かつ煩雑な入力作業に忙殺されれば、本来の業務である現状分析や営業戦略の策定に注力できなくなってしまう。結果、人手不足や非効率を招く残念なデジタル化となるのだ。言い換えれば、入力作業を削減できたら、業務効率は大幅にアップするということだ。入力作業を削減し、現場の効率化を支える。それによってCRMやSFAの定着化と売上の拡大を達成する。そんな「使えるデジタル化」を実現するのがRPAだ。

営業現場の人手不足を解消するには、CRMやSFAへの入力作業のような定型業務をRPA(Robotic Process Automation)によって自動化することが不可欠なのだ。RPAとはロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略で、コンピューター画面上で実行されるキーボード入力やクリックといった作業を人間に代わって自動化する技術のこと。事務作業や反復作業をソフトウェアロボットに代わってもらえば、人間はより付加価値の高い業務に注力できるはずだ。

円滑で多彩な自動入力、CRMやSFAとの連携で自動出力まで対応!

UiPathのRPAソリューションを導入すると、飛躍的な効率化を達成できるのはなぜか? 営業現場に的を絞って言えば、入力作業にかかる手間やストレスが著しく軽減されることでCRMやSFAの活用が定着化し、それらのポテンシャルがフルに発揮されるからだ。

具体的に挙げれば、社内で利用しているエクセルや名刺などから顧客情報を読み取り、CRMやSFAに最新の顧客情報を自動入力したり、紙や手書きの帳票からデータを自動抽出したり、社内の他システムとの連携ができたりするなど、柔軟なデジタル化ができることが利点だ。

入力作業の自動化で営業現場の負担を大幅に軽減すれば、CRMやSFAの定着化と売上の拡大を達成できる。RPAの営業現場での活用について、ホワイトペーパーにまとめ、期間限定で公開する。CRM/SFAの定着化や営業部門の効率化をもたらすきっかけとして、ぜひご活用ください。

-- ホワイトペーパーの配布は終了しました --