日本フェンシング界に初のオリンピックのメダルをもたらし、現役を引退。現在は日本フェンシング協会会長として、閑古鳥が鳴くほどだった国内大会に3500人以上を集客。道なき道を切り拓く太田雄貴さんが長年愛飲するのが、「アサヒ スーパードライ」だという。変化を恐れずに挑戦し続ける姿が重なって見える。

乾杯にはスーパードライ。選ぶ理由は味だけじゃない

「フェンシングみたいなマイナースポーツはみんなお金を払って見に来るわけないよね、ルールがわかりにくいから人気出ないよね、と言われ続けてきた。そういう既成の事実をどうやって打開していくかということを考えて、ルールがわからなくてもいいからまず来てもらおう、そのために工夫しようと。見に行ったらダンスが楽しかった、食事がおいしかった。僕はそれでいいと思っている。前提条件を疑ってかかるというか、そこからイノベーションが生まれるんじゃないかと。きっとスーパードライもそういう商品だと思う。それまで“辛口”を訴求するビールはなかったけど、その前提を疑って新しく訴求した結果、消費者の心に響いたのだと思う」

現在は日本フェンシング協会の会長を務める太田雄貴さん。選手としては北京とロンドンのオリンピックで2大会連続のメダルを獲得

「アサヒ スーパードライ」に対する印象は? との質問に開口一番、自身の取り組みとの共通項を挙げてくれた太田雄貴さん。現在、日本フェンシング協会会長としてフェンシングの普及・発展に尽力する太田さんと、スーパードライの付き合いは長い。現役時代の祝勝会のときも、翻っていま会長として活動の喜びを噛みしめるときも乾杯はスーパードライが多いという。

「仕事をやり終えた後など、すっきりしたいというシチュエーションにはまる。味はもちろんだけど、僕はやっぱりスーパードライの革新的な姿勢が好き。アスリートは負けず嫌いの生き物だから、挑戦し続けているスーパードライに惹かれるんじゃないかな」

新しさ、勢い、スピード。“ベンチャー”さながらに改革

太田さんが日本のフェンシング界を変革しようとするのには、わけがある。発端は現役時代にさかのぼる。

「オリンピックでメダルを取ったのに、思ったほど盛り上がらないな……」

2008年北京オリンピックで銀メダル、2012年ロンドンオリンピックでは団体で銀メダルを獲得するも、大会の観客や競技人口はさほど増えず、メディアの注目度も変わらない。メダルさえ取ればもっと盛り上がるはず、という期待を抱きながら競技を続けてきたが、もっと根本的な部分から変えなければならないのではないか……。

2017年8月に会長に就任すると、ファンやスポンサーを増やすためにさまざまな改革を実行してきた

そんな思いを抱いていた太田さんは、現役引退後の2017年に日本フェンシング協会の会長に選任される。着任からほどなくしてフェンシングを「ベンチャースポーツ」と位置付け、さまざまな改革を断行。「突け、心を。」という新しい理念を掲げ人々の心を動かす競技を目指す、マーケティングやPRに外部のエキスパートを兼業・副業で招き入れる、大会を“エンタメ化”して集客性を高める……など、「ベンチャー」という言葉が連想させる新しさや勢い、スピードを伴って改革を実行してきた。

「ビールの飲み方が選手時代とは違う」。現在は仕事の安堵感とともにビールを味わうようになったという

それからおよそ3年、本人は「いま振り返ると反省点ばかり」と謙遜するが、会長就任前の大会では数百人程度だった観客動員を、2019年には2日間で3500人以上へと押し上げた。日本のフェンシングを取り巻く環境を変えた立役者と言っていい。

リードし続けるためには、変化し続けることが必要だ

「アサヒ スーパードライ」はビールカテゴリーをリードし続けている製品である。今年2020年は、うまさの指標である約80名の専門パネリスト(※)による官能評価で最高点を更新し、さらに「できたてのうまさ」を届けるために製造後3日以内に工場から出荷する「工場できたてのうまさ実感パック」にも力を入れている。

今後はスポーツ界にこだわらずに視野を広げていきたいと話す太田さん。知人の経営者と食事を共にする際も乾杯はスーパードライが多いという

「リードし続けることは本当に難しい。競技でも1位になったら追われる辛さがあって、その中で勝ち続けるには自分が変わらなければならない。同じようにスーパードライも進化し続けてきたからいまがあるのだと思う。普通、これほど有名で多くの人がかかわっている製品は変えるのが恐いはず。味にしても物流にしても、現状を検証して挑戦していく姿勢はとても大切なことだと思う」

変化を恐れない姿勢は太田さん自身のマインドとも響き合うようだ。

曰く「道のないところに道をつくっていくほうが向いている」という。スーパードライの歩みと通じ合うものがある

「特に今年はいままでと違う戦い方、変化が強いられている。変化し続けるのは心的にも肉体的にもストレスがかかるから、そのときに自分が頑張り続けるためのご褒美として、スーパードライが果たしてくれる役割はとても大きいんじゃないかな」

自分へのご褒美はすなわち次への原動力だ。キレのある辛口の味わいのみならず、明日のビジネスへの英気を養ってくれそうなチャレンジングな精神もまた、スーパードライならではの醍醐味と言えよう。

官能評価において過去最高の評価を獲得。“スーパードライ史上最高のうまさ”を実現

1987年、「アサヒ スーパードライ」はノドごしとキレでビールの常識を覆して誕生。以来、品質向上の取り組みとして「鮮度向上活動(鮮度実感パックの発売)」や「新価値提案(エクストラコールドの発売)」など、つねに挑戦と進化をし続けている。

ビールのうまさの革新にも正面から向き合い進化を重ねてきた。「素材の良さを最大限に引き出す」「発酵力の高い優良酵母を厳選する」「酸化耐久性を向上させる」「醸造技術に磨きをかける」など、原料から製造のすべての工程で理想のうまさを追求し続け、2020年にはうまさの指標である「専門パネリスト(※)によるうまさ評点」で過去最高点を獲得。スーパードライ史上最高のうまさを実現している。

「アサヒ スーパードライ 工場できたてのうまさ実感パック」

“できたてのうまさ”をより多くの人に体験してもらうために「アサヒ スーパードライ 工場できたてのうまさ実感パック」を毎月月末の金曜日に発売。この年末は12月25日(金)に発売となる。家での集まりが増える年末年始、“究極の鮮度”を追求したビールが乾杯の時間をより豊かに演出してくれそうだ。

※特別な訓練を積み官能試験を突破した味覚のスペシャリスト。全国に約80名おり、研究所と全8工場に配置されている。

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。妊娠中・授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。ほどよく、楽しく、いいお酒。飲んだあとはリサイクル。

 
(text:d・e・w photograph:Hisai Kobayashi)