身だしなみはビジネスパーソンの必須マナーだ。特に初対面の人々と会う機会が多ければ、美醜とはまた異なる「第一印象」が仕事にもたらす影響は大きいだろう。ユニリーバ、インスタグラム、ロレアルなど有名企業のマーケターやマネジメントを歴任後、この秋に自身の会社を立ち上げた長瀬次英さんに、日頃身だしなみに関して留意していること、そしてオーラルケアの重要性を語ってもらった。

見た目の理由をつねに説明できる自分でいたい

日本ロレアル在籍時代、“日本初のCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)”として注目を集めた長瀬次英さん。主にマーケティングの分野で華々しいキャリアを築いた後、2019年10月に自身の会社を2社同時に設立した。現在はファッションブランドを含め計4社に籍を置き、コンサルティング業務や講演会などで日本各地から海外まで飛び回っている。業界や地域の垣根を超えて軽やかに活躍する、まさに今の時代を象徴するビジネスパーソンの一人だ。新たに立ち上げた2社の役割を次のように語る。

「Visionary Solutionsでは、僕のこれまでの経験を活かした企業への経営コンサルティングを行っています。有名企業の経営層をはじめ、日々さまざまな企業の方とお会いする仕事です。もう1社のPENCIL & PAPER.COMでは、学生や社会人向けの悩み相談と解決・実践の場を提供しています。セミナーやワークショップを通じて、具体的な企業の課題にともに取り組むことも。そうして企業と学生をつなぐ役割も果たしています」

現在、自身が立ち上げた会社2社を含め4社に籍を置く長瀬次英さん。

対象は異なれど、ともに初対面をはじめ不特定多数の人物と接する機会が多い仕事だ。セミナーなどに登壇する機会も数多く、人に見られることが日常的である長瀬さんだが、ビジネスにおける身だしなみに関してはどのように考えているのだろうか。

「一緒に仕事をするうえで、人から受けたり与える印象は大切です。身だしなみをはじめ、人に与える第一印象は非常に重要だと思っています。僕の場合、いつもスーツをビシッと着こなしていなければならないわけではないのですが、服装、髪型、肌や口まわり、体型も含めて“その見た目である理由”をつねに説明できるようにしています」

なかなかユニークな考えだが、それにはこんな理由があった。

「特に学生に対してはその意識が強いですね。というのも、社会人経験がない彼らにとって、人を判断する際に最も影響するのはやはり“見た目”なんです。僕は大学で登壇する機会も多く、これから社会で活躍する彼らのいわゆるロールモデル的に見てもらうことも多い。その分余計に『何となくこんな格好なんです』ではなく、身だしなみ全般にも理由をきちんと持った、印象が良い社会人としていなければならないと思っています」

「ビジネスの相手に好印象を持ってもらう」、「学生に憧れてもらえるような自分でいる」――。そのためにも、普段から自身のケアに余念がない。

「多忙でなかなか病院やサロンなどに通えない分、セルフケアには結構気を使っています。僕はショートスリーパーで、長くて4時間半しか睡眠を取りません。必然的に早起きとなるので、朝起きたらストレッチを行ったりランニングをしたりしています」

高い管理意識はオーラルケアにも向けられている。

「オーラルケアにもわりと熱心なほうだと思います。オーラルケアが普及しているアメリカで思春期を過ごしたことも影響しているかもしれませんが、もともとディテールが気になる性格でして。それこそ歯と歯の間をはじめ、隅々まできれいでないと気になってしまうんですよね」

日常的に使用しているというオーラルケアのツール類を見せてもらった。すると、出てくるわ出てくるわ、見たこともないグッズの数々……。なかには日本では手に入りづらい、シート状のホワイトニング剤も。海外出張の際などに買いだめしてくるという。かように、オーラルケアも印象を左右する身だしなみの一つとして重要視しているようだ。

長瀬さん愛用のオーラルケアツール一式。一般的なフロスはもちろん、ホワイトニング用の珍しいアイテムも並ぶ。

オーラルケア上級者も認めた音波振動ハブラシ

そんな長瀬さんに今回体験してもらったのが、パナソニックの音波振動ハブラシ「ドルツ」の新製品、EW-DP53だ。実はこれまでも他社の類似製品を使用していたという長瀬さんだが、ドルツで歯を磨いてみて違いを実感したという。

「持ったときに、まず軽さを感じました。軽さは使い勝手の良さにつながりますよね。実際に使ってみて一番感じたのが、『歯と歯の隙間や歯と歯ぐきの隙間まで磨けているな』ということです。歯に軽く当てるだけできちんと磨けている印象がありました」

「ドルツを持ってみて、まず『軽いな』と思いました。歯磨き中もラクですね」と長瀬さん。

ディテールまで気にするという長瀬さんらしい感想だ。そして、それまで回転式の電動歯ブラシを使用していた長瀬さんが気づいたのが、ドルツ独自のブラッシング方法だった。

特に歯と歯ぐきの隙間の歯周ポケットをケアするための設計が、1分あたり約31,000回の細かい横振動を行う「ヨコ磨き」だ。この「ヨコ磨き」は、歯科医の多くが推奨する、優しく小刻みに横方向に動かす「バス法」や「スクラビング法」という磨き方を再現したもの。これが主に歯周ポケットの細かな汚れをかき出す役割を果たす。

さらに、EW-DP53を含む上位モデルには独自開発の「W音波振動」が採用されている。これは、前述の「ヨコ磨き」に、歯間の汚れにアプローチする「タタキ磨き」が加わったブラッシング方法。モーターをダブルで搭載することで、これまで届きにくかった細部までブラシの先が届き、パワフルに歯垢を落とすことができる。

「動き方の違いで磨き具合にかなりの影響があるんですね」

ドルツの上位モデルに搭載された「W音波振動」。歯科医推奨の磨き方を再現し、歯周ポケットに届く「ヨコ磨き」と、歯間の汚れに立体的にアプローチし、歯垢を強力に除去する「タタキ磨き」を組み合わせた複雑な振動で、歯周ポケットと歯間をダブルにケアする。

また、ドルツにはさまざまなブラシが付属するが、その中の一つに「ヨコ磨き」と同様に歯周ポケットのケアに注力した「極細毛ブラシ」がある。これは、約0.02mmという細さの毛先が歯周ポケットに入り込んで汚れをしっかりかき出せるというもの。デリケートな歯周ポケットに必要以上にブラシが入り込まないよう、毛先に3mmの段差を設けたという設計も細やかだ。

長瀬さんのようにホワイトニングに特に気を配っている人に嬉しい機能として、「ステインオフモード」にも注目したい。コーヒーや紅茶、赤ワインなどに含まれる着色物質による汚れ(ステイン)の除去を目的とした特殊な「ステインオフブラシ」を使って行うケアで、約1週間で自然な白い歯へ導いてくれる(*1)

性能、デザイン、コスパ、使い勝手。すべて揃う頼もしさ

ドルツの磨き具合に満足したという長瀬さんだが、その見た目も気に入ったという。

「本体のビジュアルがスタイリッシュでいいですね。充電スタンドも省スペースでクールなデザインですし。マーケターの仕事をしていたこともあり、結構モノのデザインは気になるんです。それは自分の身の回りのものも同じ。機能的なだけではなく持っていて気持ちがいいものを所持したいのですが、その点でもドルツはいいなと思いました。個人的には、本体がシルバーカラーであれば替えブラシの樹脂部分もシルバーだともっとカッコいいと思いますね(笑)」

性能もデザインもいいとなれば、あと気になるのはコストや充電の問題だ。実は電動歯ブラシの類を続けられない人は意外と多く、それは替えブラシのコストの高さが原因であることも大きい。一般的に1本1,000円を超すこともあるが、ドルツの替えブラシはおよそ3カ月あたり450円程度(極細毛ブラシ<コンパクト>の場合)で済む。

また、長時間の充電にうんざりしてしまうことも電動歯ブラシを中断する原因の一つだが、その点もドルツは抜かりなくカバーする。1時間のフル充電で約22日(約90分)の使用が可能なうえ(*2)、もしもの電池切れの際も2分間のクイックチャージで1回分(約2分)使用できる。付属ケースにコンパクトに収めて、1~2週間の出張にも余裕で持っていける頼もしさだ。

「今度海外出張にも持っていきます」と長瀬さん。1台で気になる歯周ポケットや歯間、歯の表面までケアできて、経済的。煩わしい充電も最小限で済む。ドルツは身だしなみに気を使いながら日々忙しく過ごすビジネスパーソンにも最適なオーラルケアツールと言えるだろう。

パナソニック「ドルツ」。2019年秋発売の最上位モデルEW-DP53は、「ヨコ磨き」「W音波振動」「極細毛ブラシ」が最大の特徴。そのほか、歯ぐきケア専用やステインケア専用など目的・部位別の7本のブラシ、清潔感がありスタイリッシュな充電スタンド、持ち歩き用に本体と替えブラシ2本が収まるケース(写真右)も付属する。
長瀬次英(ながせ・つぐひで)
1976年京都府生まれ、中央大学卒。ユニリーバ・ジャパンのブランド開発責任者、インスタグラム日本事業代表責任者、日本ロレアルで日本史上初のCDO等を経て、この10月に自身の会社でナレッジシェアリング&Networkを目的とした会社「PENCIL&PAPER(株)」とCDO/CEO/CMO といった経営者目線でのコンサルティングを提供する会社「Visionary Solutions(株)」を設立。他にも様々な企業のCEOや顧問等を務め真のパラレルキャリアを実践している。登壇しているセミナー等は数多く、史上初2年連続アド・テック東京(2017&18)で#1スピーカーを受賞。他にも2018年1月に「Japan CDO of The Year 2017」を受賞。Forbes・Japan(2017年12月号)にて「カリスマCxO」の一人として特集される。常に、新しいかつ時代にあったビジネスモデルの構築とサラリーマンの無限の可能性を模索している。

*1:使用効果は個人により異なります。
*2:使用条件により、使用時間は異なります。

(構成・文/デュウ 撮影/安達紗希子(CROSSOVER))