業種業態を問わず、激しい人材獲得競争が展開されている昨今、採用活動の効率化や質の向上は重大な経営テーマといえる。そうしたなか、その使い勝手の良さや行き届いた機能で評価を高めている採用管理システムがある。ビズリーチの「HRMOS(ハーモス)採用管理」だ。通販サイト「Wowma!」(ワウマ)を運営するKDDIコマースフォワードは、2016年12月の設立以来、このシステムを活用。初年度に100名以上の採用を実現している。同社経営管理部人材開発グループの2人に、日々の業務の中での「HRMOS採用管理」の利用法を聞いた。

──採用活動を担当する笹内さん、戸田さんは、それぞれ前職で営業、クリエイティブの仕事をされ、人事関連の業務は初めてだったとのことです。実際、採用活動を始めた当初、どんな課題や悩みがありましたか。

笹内健吾さん
KDDIコマースフォワード株式会社
経営管理部 人材開発グループ
グループリーダー

【笹内】初めは、試行錯誤の中で“何が具体的な課題か”を掴むこと自体簡単ではなかったというのが正直なところです。その意味では、「HRMOS採用管理」のレポート画面が課題はどこにあるのか、次に何をすべきかを判断する指標になっていました。レポート画面には、応募数、選考通過の状況などがとてもわかりやすく表示されるので、未経験でも採用プロセスのボトルネックを一目で掴むことができたのです。

【戸田】いろいろな採用管理システムがある中で、「HRMOS採用管理」を選んだ理由の一つは、その優れたユーザー・インターフェースです。前職のクリエイティブの仕事でBI(ビジネス・インテリジェンス)ツールなどを使っていた経験から見ても、「HRMOS採用管理」は直感的に操作でき、戸惑うことがほとんどありませんでした。

──「HRMOS採用管理」を使って、どのように“次にすべきこと”などを判断するのですか。

【笹内】例えば、応募数は予定どおり集まっても、事業部の書類選考が通らない。そうした場合、ハードルを高く設定しすぎているか、母集団のターゲットがずれているかなどすぐに原因を解決するために事業部側に連絡を取り、求めている人物像のすり合わせを行います。ペルソナがはっきりしたら、それをエージェントに伝えつつ、ダイレクト・リクルーティングの手はずを整える。基本的には現在も、そうしたことを随時行っています。
 
「HRMOS採用管理」には選考状況がリアルタイムで可視化されるので、データを根拠に内外の関係者とやりとりでき、次のアクションを決められる。この点が採用活動の質の向上につながっていると考えています。

──業務の効率化や時間短縮についてはいかがですか。

戸田真梨子さん
KDDIコマースフォワード株式会社
経営管理部 人材開発グループ

【戸田】具体的な機能では外部の求人媒体との自動連携が便利です。当社では、細かく分けると数十種に及ぶ職種の募集を並行して行っているので、その管理の効率化は重要なテーマ。特に、「ビズリーチ」との連携では、「HRMOS採用管理」での応募者の選考ステータスを変更すれば、その内容が自動的に反映されるので安心です。

自動連携によって作業量が1/2、1/3になるのはもちろんメリットですが、それ以上に作業のヌケモレを心配しなくていい、心的な負担の軽減が大きいですね。ちょっとした作業のミスで一人の優秀な人材と出会う機会を逃してしまうこともありますから──。

 

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と語ってくれた2人。さらに採用活動における代表的な4つの課題について、「HRMOS採用管理」がどう機能したかを聞いてみた。

(1)感覚に頼らない“データに基づく採用”をどう実現するか
(2)いかに“ミスマッチ”を防ぎ、効率性を高めるか
(3)採用活動の鍵“レスポンスの早さ”をいかに確保するか
(4)“転職潜在層”へのアプローチをどう拡大するか

それぞれへの回答は、無料でダウンロードできる資料にまとめている。採用活動をもうワンランク高いレベルへ──。そう考える経営者や人事部門の責任には、きっと有益な情報となるに違いない。

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