英語力の向上で不可欠なのは、日常的な語学トレーニングの継続性。これをクリアするための力強い味方が、カシオの電子辞書エクスワードだ。「調べる」だけのアイテムにとどまらず、英語の「習得」にも貢献してくれる「英語の学習教材」へと進化した。
英語のスキルアップに役立つ
コンテンツを豊富に収録
英語の上達に欠かせないのは発話である。英語を口に出して話す機会を、どれだけ多く得るかが上達の度合いを決める。
しかし、仕事で英語を使うのでもなければ、日常で会話の機会はあまりない。これをどう克服するかが「使える英語力」を求めるビジネスパーソンの間で、実は悩みの種になっている。
エクスワードのビジネスモデル、XD-K8500は、その課題解決に貢献する出色のアイテムといえるのだ。
電子辞書が、ものを調べるためだけのアイテムという認識はもう古い。エクスワードには、学習教材として活用できる機能とコンテンツが備わっている。XD-K8500は、英語のスキルアップに役立つコンテンツを豊富に収録。なかでも特筆されるのが「英会話スキット・トレーニング」だ。
このコンテンツは、英語の対話を文章で表示するだけではなく、ネイティブの音声で発音する。さらに、自分の音声を録音してネイティブの発音と聞き比べ、繰り返し練習できる機能が備わっている。いつでもどこでも、1日のうちのすき間時間を利用して英会話にふれ、発話の機会も得られるのである。
ネイティブと自分の発音を比べ、
自然な英語の流れをつかむ
「これまでのように教材を『読んで話す』から、一歩進んで『話して聞く』へ。そこがアウトプットを重視した英語学習アイテムとして、エクスワードの優れた点です」
そう語るのは、実際にエクスワードを試してもらった東洋学園大学教授の大西泰斗先生。NHK教育テレビ『しごとの基礎英語』の講師としてもおなじみだ。「自分とネイティブの発音の聞き比べが最大の利点」と「英会話スキット・トレーニング」を評する。
「日本人が話す英語にはキズがあります。母国語に引きずられた発音のクセです。これをなくすのは無理なのですが、発音のキズが大きいと、会話に支障をきたします」
例えば“I am an engineer”と言う場合、日本人は単語一語一語を切って発音しがちだ。しかし、ネイティブの発音では、前の単語の子音と母音が重なってつながる。日本人の耳には聞き取りにくいが、それが自然な英語の発音。その音の流れを、ネイティブと自分の発音を聞き比べることで矯正していけるのだ。
また、このコンテンツには、ビジネスや日常の場面を設定したシーンが、287収録されていることも利点だ。身近な実際の場面でよく使う英語の文例を、数多く覚えることが会話力を向上させるからだ。
状況や相手との関係、会話の文脈などにより、その場に適した言い回しがある。それを使えなければ、とんちんかんな会話になると大西先生はいう。
「文例を覚えるのは孤独な作業です。でも、聞き比べてチャレンジを繰り返せば、少しずつでも自分が上達していることが実感できるはずですし、文例も身についていきます。テキストに向かうだけの単純な学習スタイルよりも、覚えるつらさもやわらぐでしょう」