2013年6月24日(月)

稼ぎを食いつぶす恐怖の「タガメ女」の正体

没落セレブ妻vs鉄壁の富豪妻

PRESIDENT 2013年7月15日号

著者
白河 桃子 しらかわ・とうこ
少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授

白河 桃子少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授、経産省「女性が輝く社会の在り方研究会」委員。
東京生まれ、慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。婚活、妊活、女子など女性たちのキーワードについて発信する。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱。婚活ブームを起こす。女性のライフプラン、ライフスタイル、キャリア、男女共同参画、女性活用、不妊治療、ワークライフバランス、ダイバーシティなどがテーマ。「妊活バイブル」共著者、齊藤英和氏(国立成育医療研究センター少子化危機突破タスクフォース第二期座長)とともに、東大、慶応、早稲田などに「仕事、結婚、出産、学生のためのライフプランニング講座」をボランティア出張授業。講演、テレビ出演多数。学生向け無料オンライン講座「産むX働くの授業」(http://www.youtube.com/user/goninkatsu)も。著書に『女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座』『妊活バイブル 晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング』『婚活症候群』、最新刊『「産む」と「働く」の教科書』など。

執筆記事一覧

ジャーナリスト 白河桃子=文 PIXTA=写真
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「扶養」と引き換えに、夫の社会的リソースと稼ぎを知らず知らずに食いつぶす「タガメ女」。もしやあなたも「タガメ女」に捕まった「餌」……?

今、専業主婦とサラリーマンの夫を

「日本をダメにする元凶」と一刀両断にする本がある。いわく「女はガッチリと男を捕まえて、月1万円というお小遣いで、チューチューと夫の収入と社会的リソースを吸い尽くす『タガメ女』。男はグッタリとして吸い尽くされ、最後は骨と皮になって死んでしまう『カエル男』」(『日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体』深尾葉子著/講談社+α新書より)。この捕食者と餌の関係を「幸福」とするのが、スタンダードな日本の夫婦だというのが本の趣旨。

チェックリストを見ていただくとわかるが、盤石なセレブ妻とタガメ女はやはり違うという結論に達した。圧倒的な差は「愛があるか」「リスクを取る覚悟があるか」「幸せか」である。タガメ女は一見幸福に見えるが、「家庭に閉じ込められた怒りと閉塞感」を抱え、結局男も女も不幸になっていく。

●セレブ妻か、タガメ女か…チェックリストで確認!

「タガメ女」のチェックリストに1つでもついたら要注意! 搾取(または自滅)予防策を検討すべき。「セレブ妻」に5つ以上なら、鉄壁セレブ妻の資質十分。

【セレブ妻】
□夫のモチベーションを上げるため、お小遣いは無制限
□万が一のときに備える覚悟がある
□夫を尊敬している
□夫からのひと目ぼれで選ばれた
□夫に愛情がある
□できれば働いて養いたい
□夫を信頼している
□ブランドに興味がない。もらうから使うだけ
□実用重視で自転車を愛用
□夫や周りの人に感謝している
□周りからどう見えるか気にしない

【タガメ女】
□夫の小遣いは月1万円
□夫から搾取しつくすのが目的。万が一のときは自滅
□夫はただの給料運搬人と考えている
□選んだ男を巧妙にはめて結婚、または計算ずくのデキ婚
□捕食者と餌の関係で、愛情はない
□お金を稼ぐことは失敗の証しであり屈辱
□信頼できないので拘束している
□ブランド大好き。見栄をはるための必需品
□郊外のマイホームと車はセットで必須アイテム
□感謝する意味がわからない
□周りから幸福に見えるかがすべて

そしてリーマンショック後没落していく妻とは「夫のリソースが壊れ、自滅するタガメ女」とそっくりだった。

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