2013年6月2日(日)

小3&中1の体験ルポ「映像付き通信教材」の食いつき度

プレジデントFamily 2013年7月号

金子聡一(金子家)、高田純子(高田家)=文 岡村智明=撮影
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塾に通わずとも、好きな時間に自分のペースで学べる通信教材。そのメリットがあだとなり、結局続かなかった……というお宅も多いのでは。最近増えてきた映像付きの教材なら、子供たちの食いつき具合が違うかもしれない、という期待を抱き、2組の親子が試してみました。

<体験した子>
金子寛太朗君(小3)児童英検のネット受験経験あり。デジタル機器は大好き。リビング学習派。
高田太一君(中1)デジタル機器はほとんど使っていないが、興味あり。普段の勉強は自分の部屋で。

寛太朗君の場合――目新しさもあって取り組みは上々。

息子・寛太朗は今年小学3年生。そろそろ少しは勉強させたほうがいいのかな、と考え始めたところに、今回の企画が舞い込んできた。

寛太朗が通っているのは、首都圏の公立小学校。成績は中の上といったところだろうか。勉強嫌いというわけではないが、自分から積極的に机に向かうというタイプでもない。毎日、「宿題やったの?」と何度も言わなければならない――というのが、最近のカミさんのグチのたねだ。

その一方で、デジタルデバイスへの興味は強く、私がスマホやタブレットを使っていると、自分も触りたがる。ネットで児童英検をやったことがあるので、PC教材にはある程度の慣れがある。デジタル系の操作に関しては、多分、カミさんより上だろう。

まず届いたのはPCソフトメーカー・ジャストシステムの「スマイルゼミ」。同社が独自に開発した専用タブレットを使う。問題集などの紙の教材はまったくなく、完全にタブレットに特化している。Wi-Fi経由でネットに接続し、毎月、その月の教材が配信される。学校で使っている教科書を登録しておくと、その教科書での学習順に配信してくれる(国語については独自のカリキュラムが組まれている)。また、漢字検定対策の勉強もできるようになっている。

配信と書いたが、教材をダウンロードするわけではない。教材はスマイルゼミのサーバーにあり、そこに接続して使うことになる。学習の記録や点数などもサーバーに保存される。一種のクラウドと言っていいだろう。

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