なるほどこれなら子供は無理なく進められる。それゆえ「わかっているところは、どんどん飛ばして先に進んでいけるのがいい」と息子。ドリルパートで間違えた場合は、原因となるつまずきを自動的に解析し、該当の単元に戻って復習できるしくみになっていて、これまた便利。疑問点は質問&回答機能やメールを利用して解決できる。

太一の担当の竹内先生は「すらら」をメーン教材に使う現役の塾の先生。

「すらら」は基本的にはパソコン上だけで学習ができるが、高田家ではオリジナルノートを作ってまとめながら進めた。先生への質問はドリルに解答した際や、メールで直接も可能。

「すらら」の場合、ほとんどの学習はPC上で行うが、「すらら」からダウンロードできる「まとめプリント」を印刷し、それをサブノートとして使うことができる。塾内では、これをノートに貼って活用する方法も教えているそうだ。太一の場合は「すらら」専用のノートを用意し、教科ごとに間違えたところやわかりにくかったところを自分なりにノートにまとめていた。

竹内先生いわく「とにかく学習時間を増やしてほしい。1点、2点を増やすのは大変ですが、1分、2分増やすのは簡単。たくさん勉強するうちに成績は上がりますから」

全国2万人の受講生に総学習時間を競わせる「すららカップ」も年に2回、開催されているというから面白い。塾ほど管理されず、かといってほったらかしにもされない。つかず離れず学習を促す「すらら」は、思春期の子供にぴったりかもしれない。