2013年5月25日(土)

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清水克彦さん
文化放送報道部デスクのほか、育英短期大学講師、南海放送コメンテーターを務める。著書に最新刊『頭のいい子が育つ祖父母の習慣』や『頭のいい子が育つママの習慣』(ともにPHP文庫)など。

学校や塾をはじめ二百数十の有名中学合格者の家庭を訪ね、中学受験の現状を取材してきた清水克彦さんは、「中学受験では、子供の世の中に対するアンテナの張り具合を問う、本当の意味での“考える力”を求める問題が増えています」と語る。

「考える力を伸ばすキーワードは“はみがきよし”(は=話す、み=見る、が=書く、き=聞く、よ=読む、し=調べる)。学校や塾ではできないことを、家庭内でじっくり取り組みたいところです」

清水さんが提案するのが「仕事は家庭に持ち込め」である。

「テレビのニュースキャスターが“アベノミクス”や“金融緩和”と語っても遠い世界の話ですが、パパやママの仕事場での話と結びついた形で聞けば、グンと身近に感じられます。政治や経済に結びつく、子供にとって一番身近な機会になるのです」

清水さんが取材したある家庭では、毎晩10時からの15~30分を、父親と子供が世の中の動きについて話し合う時間と決めて習慣化していた。父親は「地球温暖化」「年金問題」など試験に出そうなテーマにかかわる新聞記事をスクラップして、話題づくりに役立てていたという。

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