仕事の効率を上げるにはITの導入が欠かせない。では何から取り入れていくのが、よいのだろうか。今後のトレンドを見据えたうえで、絶対に役立つツールを紹介しよう。
「放送後」の評判から見たい番組を選ぶ
時間は有限だ。できるだけ無駄な時間は減らしたい。まずはパソコンでの作業を見直そう。
「ウルトラブック」と呼ばれる新種のノートパソコンが各社から発売されている。これはインテルが提唱する規格を満たした次世代機で、主な特徴は2つ。軽量薄型でどこにでも持ち歩ける点と、起動が早くいつでもすぐに使えるという点にある。省電力にもかかわらず高性能なので、コンセントがない場所でもパワフルな作業を長時間できる。オフィスに閉じこもるのではなく、カフェなどで作業をしたほうが、効率が上がることもあるはずだ。

dynabook R631(東芝ダイレクト価格:13万4800円)
自宅でくつろぐ時間でも、だらだらとテレビを見るのは、もう時代遅れだ。各社が「全録レコーダー」を市場に投入している。これは複数のテレビチューナーと大容量のハードディスクを内蔵した次世代のレコーダーだ。たとえば地上デジタル6チャンネルの2週間分の番組をすべて録画する、ということができる。もちろんすべては見きれない。見る予定の番組を録るのではなく、2週間の全番組から見たいものを選ぶわけだ。こうなると「番組表から予約する」という作業はいっさい必要がなくなる。放送が終わってから、じっくりと評価を見定めたうえで、上質な番組を見ればいい。

レグザサーバー(BR-M190実勢価格:約16万円)
