2013年4月17日(水)

ここが異性に嫌われる!「ビジネスマナー違反」診断

PRESIDENT 2012年12月17日号

著者
白河 桃子 しらかわ・とうこ
少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授

白河 桃子少子化ジャーナリスト、作家、相模女子大客員教授、経産省「女性が輝く社会の在り方研究会」委員。
東京生まれ、慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。婚活、妊活、女子など女性たちのキーワードについて発信する。山田昌弘中央大学教授とともに「婚活」を提唱。婚活ブームを起こす。女性のライフプラン、ライフスタイル、キャリア、男女共同参画、女性活用、不妊治療、ワークライフバランス、ダイバーシティなどがテーマ。「妊活バイブル」共著者、齊藤英和氏(国立成育医療研究センター少子化危機突破タスクフォース第二期座長)とともに、東大、慶応、早稲田などに「仕事、結婚、出産、学生のためのライフプランニング講座」をボランティア出張授業。講演、テレビ出演多数。学生向け無料オンライン講座「産むX働くの授業」(http://www.youtube.com/user/goninkatsu)も。著書に『女子と就活 20代からの「就・妊・婚」講座』『妊活バイブル 晩婚・少子化時代に生きる女のライフプランニング』『婚活症候群』、最新刊『「産む」と「働く」の教科書』など。

執筆記事一覧

ジャーナリスト 白河桃子=文
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男と女の間には「深くて暗い川がある」と歌ったのは野坂昭如だが、職場の同僚、上司、部下ともなれば、その川を越え協力し合わなくては業務にも支障が出る。平成23年のデータによると、雇用者総数に占める女性の割合は42.7%。まさにさまざまな立場、年齢の男女が混合で働くのが今の職場なのである。

「男性と女性では職場にいることの前提条件が違うことが多いのです」

エグゼクティブコーチとして企業のエグゼクティブ層のコーチングを担当するコーチ・エィの青木美知子氏は言う。

「1回会社に入ったら、基本的にサラリーマンとしての人生を全うすることがデフォルト(初期設定)なのが男性。対して女性は選択肢が多い中、自分で選んでその場所にいるのだという考えが強い」

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リーダーシップにおける3つの領域

だからこそ、女性には「採用してやった」という上から目線でなく、お互いに選び合って今一緒に仕事をしているというリスペクトで、よいパートナーシップが築けるのではないかと青木氏は語る。

「特に女性は『大義』よりも、その場に貢献しようという意識が男性より高い傾向があるので、自分が本当に尊敬できる上司のためなら頑張ってくれます」

地位があれば黙って従ってくれる男性とは違い、女性は人間としての本質を見ているともいえる。やりにくいと思うこともあるだろうが、味方にすればこれほど頼もしい存在もないはずだ。

青木氏は、リーダーシップには大きく分けて3つの領域があると語る。

「1つは権威のパワー、2つ目が知識やスキル、経験といった実務能力。3つ目は人間性です。男性は1と2の力で引っ張りやすいですが、女性が重視するのは第3の領域。たとえば『部長が言ったから』という理由で強制すると女性にはそっぽを向かれがちです」

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