2013年1月15日(火)

男の嫉妬は、なぜ女の呪いの100倍怖いか

職場の摩訶不思議10篇

PRESIDENT 2012年6月4日号

著者
塚越 友子 つかこし・ともこ
心理カウンセラー

塚越 友子東京女子大学大学院社会学修士号取得。報道や広報の仕事を経て、銀座で人気ナンバーワンのホステスに。その後、心理カウンセラーとして独立し、東京中央カウンセリングを設立。

心理カウンセラー 塚越友子 構成=吉川明子 撮影=若杉憲司
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男の嫉妬は100倍どころじゃないですよ! 女の呪いの1万倍も怖いです。だって、人生が狂いますからね。男性は社会的に抹殺しようとするんです。その会社にはいられなくなるし、下手すると、その業界でもやっていけなくなってしまうんです。

一方、女性は社会から排除するわけではありません。女性は、他人との連続性や共感性を大切にするよう育てられています。「私たちのルールに従えなかったら、このグループには入れてあげない」というだけで、別のグループに入ることはできますから。

男性は日夜、覇権争いや権力闘争を繰り広げています。生まれたときから、一番にならなきゃいけないと期待されて育っているものです。それは世界共通で、海外では人種的な差別も絡んできます。外資系企業の方によると「日本人の提案なんか聞かない」など、理不尽なことはよくあるそうです。

会社では一応上司が一番。上司は自分の地位を脅かされないように、部下は上司に付きつつも、いずれは自分も出世するために様子を窺っているわけです。

上司は「引きずり下ろされるかも」という恐怖があるので、常に部下を自分の支配下に置き、上がってくる人を蹴落とします。

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ここが違う「男」と「女」の嫉妬の違い

同僚や同期でも同じです。その中で誰が一番になるか、ということなので、少しでも弱いところを見せると、そこから付け込まれてしまいます。

そもそも嫉妬とは、自分の手が届きそうな人に対して起きるものです。もし自分の手の届かないところにいる相手なら、嫉妬のしようもありません。ですから、嫉妬されたくなければ、自分が誰かに引きずり下ろされないように必死になるんじゃなくて、圧倒的な結果を出すしかありません。

私が銀座でホステスをしていたときも、男の嫉妬は数えきれないほど見てきました。覇権争いは仕事だけではありません。お店で上司よりモテてしまうと、後でしっぺ返しが待っているようで、「俺には構わず、とにかく上司をたててくれ」と言われたりしました。

また、「あいつは俺の気に入っている女の子を取ったから、あの会社とはもう取引しない!」なんて平気でやりますからね。大人げないんです(笑)。

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